SnapDishは、2012年10月19日より、一次産品の生産者・産地向けに、家庭で手料理を作るユーザーとの交流機会を増大できるサービスを提供いたします。
上記は支援先である「日本一のかぼちゃの産地、北海道わっさむ町」さんからの投稿です。上記にもアプリ内でユーザーさんからのコメントがつき、活発な交流が行われています。
▼目的
この取り組みは、「地元に伝わる美味しい食べ方」など、産地以外では知りえないような情報をSnapDishのユーザーに届け、「料理をもっと楽しく」を実現することを目的としています。
▼取り組みの背景
「地域の名産品」と言われるような食材は、その地域外においては名産として楽しまれますが、一方でその地域内では余剰や規格外など、何らかの理由で出荷できない生産物を大量に消費していく必要が生じます。そのため産地では、食材を飽きずにおいしく食べる/活用するため、数々の工夫がなされ、多くの知識が蓄積されることになります。
しかし、これらの知識を産品の販促に活用するためには、各地域が独自にブランド化やコンテンツ化を行って情報発信し、消費者に直接届けなければならないなど、難しい課題がありました。
▼取り組みの概要
SnapDishは、家庭で手料理を作るユーザーに多く利用されており、アプリの中では「フォロー」などの仕組みを通じて活発に交流が行われています。そのため、産地はSnapDishにアカウントを作成して写真やレシピを発信することで、産品の消費者となりうるユーザーに直接情報を伝達し、認知を拡大していくことが可能になります。
▼TwitterやFacebook、Instagramなどとの違い
フォローや消費者との交流そのものは他のSNSでも可能です。しかし、SnapDishは料理SNSであるため、以下のような特徴があります。
- 家庭で手料理をするユーザーが中心
SnapDishのユーザーは家庭で手料理を楽しむユーザーが中心となります。そのため、効率よくそうしたユーザーとの交流機会を増やすことができます。
- 投稿内容が料理写真、レシピのみでよい
TwitterやFacebookでは、投稿内容が自由なため、投稿に様々な工夫を凝らさないと飽きずに見てもらうことが難しいという課題があります。しかしSnapDishでは、読者に期待されているのは料理写真(必要な場合はレシピも)のみです。料理写真のみを投稿していけば最低限の運用ができ、企画のコストが少なくてすみます。
- 運営側のサポートが得られる
一般のSNSでは、運営側としてはさまざまなコンテンツをバランスよくプロモートする必要があり、食品や一次産品だけが手厚くプロモートされる状況にはありません。SnapDishでは、「料理を楽しむユーザー」が求めているものだけを集中的にサポートすることが可能です。
具体的なご支援の内容については、以下となります。
- 専用枠での表示
アプリ内で、一般のユーザーと異なる表示枠を設け、表示します。(2012年11月より提供予定)
- 投稿キャンペーンの開催
関連する投稿キャンペーンを開催し、支援先のアカウントが露出する機会を増やします。
- 特別なサポート窓口の提供
SnapDish内の一般アカウントに対しては、運用方針の相談などは提供しておりませんが、支援先の産地のアカウントについてはそうした相談にも対応できる窓口を設けます。
支援先のアカウントの選定には、「ユーザーの方にとって有益な内容、楽しめる内容を発信していただけること」を条件とさせていただいており、以下の基準による審査を行わせていただきます。
- 消費者に対してわかりやすいコンテンツの切り口を提供できる
例:「○○は、日本一である」 「○○は、有名なXXで評価されている」 - 一定の水準を満たした投稿を継続できる
例:「TwitterやFacebookのアカウントの運用を継続している」 「ブログやウェブサイトで来訪者に楽しんでもらえる投稿を継続している」