share facebook
share twitter
NEWS
お知らせ
HOME NEWS 89%が食品値上げで「節約意識が増加」も、「美味しさ」と「栄養バランス」は妥協できない。85%が安い食材でも「調味料次第で美味しくなる」と感じている

89%が食品値上げで「節約意識が増加」も、「美味しさ」と「栄養バランス」は妥協できない。85%が安い食材でも「調味料次第で美味しくなる」と感じている

このエントリーをはてなブックマークに追加
2025.03.13
画像11

料理写真共有アプリ「Snapdish」 (以下、スナップディッシュ)を運営する スナップディッシュ株式会社(事業所:東京都武蔵野市、代表取締役:舟田 善)は、同アプリの利用者から料理の「食品の値上げ」について調査を実施しましたので、結果を以下にお知らせします。

 

89%が「食品値上げによる節約意識が増えた」、半数以上が「一回の買い物の金額が増えた」と回答

食品値上げの影響による食事への節約意識の増減について聞いたところ、89%が「増えた」、うち約半数の50.9%が「とても増えた」と回答しました。

画像11

また、食品値上げによる買い物の変化については、54.4%が「一回の買い物の金額が増えた」と回答。半数以上の金額の負担が増えているにも関わらず、「一回の買い物の量」については44.8%が「減った」、45.8%が「ほとんど変わらない」と回答しており、長引く食品の値上げが家庭のお財布事情に大きな影響を及ぼしていることが分かりました。

画像12

 

 

前回調査の2022年時に比べて、買う量が減少しているにも関わらず支出が増えている

買い物の変化については、前回調査時の2022年7月と今回の2025年2月と比較を行いました。

その結果、買い物金額が「増えた」が24.1pt増の54.4%と大幅に増加し、買い物の量が「減った」が13.6pt増の44.8%に増加しました。買う量が減ったにも関わらず支出が増えている状況から、2022年時に比べて、今日現在の値上げがより大きく家計に響いていることが分かります。

画像13

 

 

購入頻度が「減った」食品は価格高騰が大きかったものや嗜好品。「増えた」食品は安価で使い勝手が良い食材。お米の代わりにパスタや麺類も

買い物の変化については、購入頻度が「減った」食品と「増えた」食品をより詳しく聞きました。

「減った」食品については、葉物野菜やお米、オリーブオイルなどの価格の高騰幅が大きかったものや、牛肉や果物、お菓子などが減少していることが分かりました。

「増えた」食品については、もやしや豆腐、カット野菜などの価格が安定して安く、かさ増しができる食材が多く購入されていることがわかりました。また、お米の価格高騰を受けて、うどんやパスタなどを代替品として購入している声も見られました。

それぞれ代表的なフリーアンサーを抜粋します。(フリーアンサー全文については本文末尾に記載)

【購入頻度が減った】

◆キャベツ

  • 一玉700超えは高すぎて買えない

  • お高くなり過ぎてて、キャベツを使わない料理に

  • 高すぎる!こちら大阪なのですが、お好み焼をする頻度がめちゃくちゃ減りました

◆米

  • お米 かなり値段が上がったので買う頻度が減りました

  • 米。値上げが凄すぎるので、パンや麺を食べることが増えたから

  • 前より1000円高いから

◆オリーブオイル

  • 凄く値上げして気軽に買えなくなった

  • 使う頻度や量を減らして買う頻度も減らしました

  • 高騰により、他のオイルで代用

【購入頻度が増えた】

◆もやし

  • 野菜が高くなってるけど、もやしは変わらず家計に優しい値段だから

  • 価格変動があまり無いため

  • 安くてほとんど値上げがない

◆豆腐・納豆

  • 鶏肉と合わせてかさ増しできたりするのでよく使います

  • 豆腐、納豆→他の食材に比べて値上がり率が少ない、安定しているから

  • おかずのレパートリーが広く安いので、常にストックするようになりました

◆冷凍野菜

  • キャベツなどの冷蔵庫の常備野菜を常備しなくなったので、その代わりに値段変わらず、無駄もでない冷凍野菜を買ってみたら良かった

  • 安定価格

◆きのこ

  • 値段が変わらず安くてかさましできる為

  • ヘルシーで価格が安定しているから

◆麺類(うどん・パスタ)

  • お米が高くなりパスタや麺類が増えました

  • お米の代わりになりおかずを作らなくてもパスタだけでもいいから

  • お米が高いのでうどんやパスタを買うことが多くなりました

 

 

節約を意識した料理の悩みは「食材のマンネリ化」と「栄養バランスの難しさ」

節約を意識した料理の悩みについて聞いたところ、50.4%が「同じ食材ばかりでマンネリ化してしまう」、42.6%が「栄養バランスを考えるのが難しい」と回答しました。安定的に安く使い勝手が良い食材が選ばれている一方で、用途が限られマンネリ化しやすく、食事の質を維持する難しさも感じていることが見えてきます。

画像14

また、より詳細の悩みについては、以下に代表的なフリーアンサーを抜粋します。(フリーアンサー全文については本文末尾に記載)

  • 安い材料を厳選して購入するので、買い物する時間に時間がかかる。献立を考えるのに時間がかかる

  • 国産のものが選びにくいので、安全性が心配

  • 作りたいものが作れない。

  • 同じ食材でのバリエーション

  • 栄養バランスが偏ってしまう

 

 

 節約しながらの料理でも、妥協できない点は「美味しさ」と「栄養バランス」

節約を意識した料理をするなかで、妥協できない点についての調査も行いました。

62.3%と多数が「美味しさ」、57.1%と半数以上が「栄養バランス」と回答しており、節約をしながらも食事の質は落としたくないと考えていることが分かりました。

画像15
 

  

 価格が高騰したお米の購入については、「変わらず同じ種類を購入」が最多も、次いで「価格の安い米を選ぶ」と回答が二分

特に価格高騰幅が大かったお米の購入の変化について聞いたところ、「以前と変わらず同じ種類を購入」と答えた人が40.7%と最多であるものの、次いで「価格の安い米を選ぶ」が33.5%となっており、節約志向が強まっていることが分かりました。

画像16
 

 

  

85%が安い食材でも「調味料次第で美味しくなる」と感じている

節約を意識した料理のなかで重要な役割を果たす調味料について聞きました。

安い食材でも「調味料次第で美味しくなる」と感じた経験の有無について、53.3%が「よくある」、32%が「たまにある」と回答しており、全体で85%が「調味料次第で美味しくなる」と感じていることがわかりました。

画像17


さらに「調味料次第で美味しくなる」と感じた具体的な調味料について、より詳しく聞きました。それぞれ代表的なフリーアンサーを抜粋します。(フリーアンサー全文については本文末尾に記載)

◆塩麹

  • 添塩麹を使った料理(胸肉に付けて鶏ハムにしたり、魚に漬け込んで下味も簡単にできる)

  • 塩麹で安いお肉を柔らかくしたり、出汁を効かせ旨味アップ

◆オイスターソース

  • オイスターソースを使うと大体なんでも美味しくなる。野菜、肉など

  • オイスターソースはチャーハンや少しコクを出したい煮物に入れると美味しい

◆ごま油

  • もやしにごま油をプラスするだけで何作っても美味しい

  • ごま油と塩で味付けしたもやしやほうれん草のナムルを子どもが喜んで食べます

 

 

節約を意識した料理で調味料に期待されていること

節約を意識した料理を作る際に調味料に期待することについても、より詳細にフリーアンサーで答えていただきました。

「1つで味が決まる手軽さ」や「アレンジの幅広さ」などの万能性、同時に「無添加・安全性」や「素材の味や旨味を活かして減塩できる」など健康志向の高い調味料が求められる傾向が強いことがわかりました。

また、少量サイズや詰め替え商品へのニーズなど、価格と品質などのコスパも重視されております。

代表的なフリーアンサーを抜粋します。(フリーアンサー全文については本文末尾に記載)

◆1つで味が決まる万能調味料への需要

  • 1つで何役もあるもの

  • それ一つで味が決まる!みたいなやつ

◆無添加・健康志向

  • 子供でも安心して食べられるように添加物が少ないこと

  • 無添加で安全である事

◆料理のバリエーションを広げる調味料のニーズ

  • 和洋中どれにでも合う調味料があればいい

  • 同じ食材でも調味料を変えて別の料理になると嬉しい

◆価格とコスパへの意識

  • 少量でも安く売って欲しい

  • 高くても、無添加なものが良いですね

◆減塩・健康を意識した味付けの工夫

  • 塩分が多くならなくても、旨みが出る調味料が欲しい

  • 旨味やコクを出しつつ、減塩効果があるものが欲しい

 

 

 

調査概要

調査方法:Snapdish登録ユーザーにメールにて「みんなの声大募集♪食品の値上げ編」として回答を募集

回答期間:2025年2月1日~2月9日

回答者数:756名

マーケティングや販促への活用に、本調査データを無償提供しています。ご希望の方はページ下部の問い合わせフォームよりお申し込みください。

※ご提供データ:集計データ、フリーアンサー全文に回答者属性(在住都道府県、年代、性別、就労状況)を付けたドキュメント

※引用・転載時のクレジット表記のお願い

本プレスリリースの内容を引用される際は、以下の文言を併記してのご使用をお願いします。

【料理SNS「スナップディッシュ」調べ】

■「Snapdishみんなの食卓体験ラボ」とは?

Snapdishが、生活者の自発的な声や工夫を集めて共有することで、「生活者の食卓体験向上」を目指すラボラトリーです。

過去の調査結果はこちら → ​http://corp.snapdish.jp/lab2019

【問い合わせ先】
スナップディッシュ株式会社 広報担当
電話/FAX 0422-24-6341(土日祝を除く9:30~18:30)
メールアドレス:pr@snapdish.jp

 

このエントリーをはてなブックマークに追加
scroll top