こんにちは。aveeです。
iOS版をお使いの方は、最新のバージョンにアップデートいただいた方もいらっしゃるかと思います。
ただ、、、残念ながら多くのみなさまから不具合のご報告を頂戴してしまいました、、、。
特に、「起動しない」系のもの、「カメラがぼやける/使えない」系のものは、アプリの利用に際して致命的だと考えております。ご迷惑をおかけしているみなさまに、この場を借りて、お詫び申し上げます。
大変申し訳ございません。
現在必死で対応にあたっております。お待ちくださいませ。進捗状況など、Twitter、Facebookでご報告いたしますので、ご参照ください。
iOS版の新しいバージョンについて
新しいバージョンをご覧いただいた方はアイコン、起動画面など、ちょっとリッチになったことにお気づきになったかもしれません。
※「起動すらできねーよ!」という方、本当に申し訳ございません。もうしばしお待ちくださいませ。。

新しくなった起動画面
このタイミングで、いくつか「アプリをこんなアプリにしていきたい」というチームの考えている方向性について、お話しできればと思います。
今回のiOS版は、SnapDishとしてははじめてのメジャーバージョンアップになります。
見た目以外では、1.カメラ機能の改善、2.全体的な速度の改善、3.デザインのシンプル化が主となっています。
なぜ、それらを重視したのか。
SnapDishは、アプリとしてはシンプルなカメラアプリですが、目指すものとしては「料理という行為そのものを楽しくする」アプリでありたいと思っています。
「写真を撮る&共有する&デコる」ことよりも、「料理そのもの」を楽しくできるアプリでありたいのです。
そのためには、以下の一連の流れがスムーズに「料理と一体化」して体験できることが必要だと考えています。
- 作りたいもの、食べたいものを料理する
- 美味しそうに撮影する
- 好きなように友達と交流して楽しむ
これらを実現するためには、なによりも
- 「作りたい!」という気持ちになれる
- 料理をして、アツアツのまま盛り付けて食事するのを邪魔しない
- 何も考えずに使っても、美味しそうに撮れる
- 公開/非公開やどのサービスで共有するかの自由がある
ことが必要です。つきつめて言えばシンプル&自由度が大切ということだと思います。
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そこでまず第一に、従来のアプリで多く要望をいただいていた、
- 写真の色調整を多少自由に
- ぼかしをわかりやすく、つかいやすく
を中心にカメラ機能を改善いたしました。
従来の「レア」「ミディアム」「ウェルダン」に加え「マニュアル」つまみとして明るさを調整できる機能を追加しました。

そして従来の(・・わかりにくかった・・)ぼかし機能をわかりやすくし、かつこちらもぼかし範囲を自由に範囲を調整できる機能(「指」のマークのぼかしです。指のやつは社内では「フィンガーブラー」とか「ぬりぬりぼかし」とか呼んでいます。)をつけました。

これにより、簡単さは失わず、かつ必要な場合により料理を美味しく映す調整ができるとよいなと思っております。
なおこの調整において色味やぼけ感がまだ安定させきれておりません、大変恐縮ですが、しばし調整させていただければと存じます。
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第二に、料理においてはタイミング(調理のタイミングも、食べるタイミングも!)は非常に大事なものです。
そのなかで「今すぐ食べたいのにアプリの動きが遅くて表示ができない」などがあると非常に致命的ですので、速度関連の部分を徹底的に見直しました。
アプリを一部抜本的に書き換えるくらいの改善を行っております。(が、これが裏目に出て不具合の発生にも・・)
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そして第三は、デザインのシンプル化です。
SnapDishにおいては、あくまで主役はアプリをお使いの方の「料理」であり、写真そのものではありません。
そのため、「料理の写真を大きく」「より見やすいように」を心がけてデザインを調整しました。
また、主役が料理なので、料理が下品に見えてしまわないようできるだけ質の良さを感じてもらえるよう微調整を行いました。
例えば以下は、起動画面の検討時の案です。

社内でもシンプルなものがよいか、楽しさを感じさせるものがよいかは、意見は完全に2分されました。
左上はややシンプルすぎて他の一般SNS(TwitterやFacebook)との違いを印象づけにくい、右上もシンプルでよいがこれから料理を食べるテーブルにしてはちょっとさみしい、右下は楽しそうでよい&多国籍感を出せるがちょっと外食感がでてしまうのとわざとらしさがある、左下はよいがもう少し料理にフォーカスしたい・・・etc
結果、左下の案から発展させて、より料理を作ることにフォーカスしてシンプルにした冒頭の起動画面に決まりました。
などなど、アプリの各部分にこうしたデザイン上の検討を加えて改善しました。
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・・・・つい長々と語ってしまいました。
が、これらが「言葉にせずとも、さわるだけでわかる」というのが製品としての理想です。
なので、触ってみて、わからない、などありましたら遠慮なく、お問い合わせより感想をお寄せいただければと思います。
今後の開発体制について
また、今回のリリースに際して不具合が多く発生してしまった件ですが、従来iOSについてはほぼ1名の開発者で運用していたところ、おかげさまで開発チームの増員もできておりますので、公開前のテスト体制の強化も一層進めていければと思っております。
ご迷惑をおかけすることなく、よりよい品質のアプリをみなさまの下へお届けするために尽力してまいりますので、叱咤激励含め、ご意見などお寄せいただければ大変幸いです。