- 臨時休校開始直前から「置き弁」への「いいね」が急増、今後も続くお弁当生活に「手抜きしつつ頑張ろ!」と励まし合う声。
新型コロナウイルス感染予防による臨時休校措置の影響で、スナップディッシュの投稿では「置き弁」投稿への「もぐもぐ」数(スナップディッシュでの「いいね」数)が、多くの学校が臨時休校となった3月1週目前後で約3倍に、昨年同時期比で約6倍に急増しました。今年は臨時休校期間後の春休みにかけても「置き弁」は継続してご家庭の関心事となることが予想されます。
臨時休校開始から2週目に突入し、スナップディッシュの最新投稿では早くも「この無期限のような休みっ、母も疲れてきました。手抜きごはんです」「うちは今日はカレーの置きご飯! (しかもレトルト) たまには手抜きでもいいよね(笑)」「お子様ランチ的な完全手抜き弁. . . 在宅勤務も3日が過ぎ、 段々ストレスが溜まって来ました」「夕飯とほぼ同じお昼ごはんです」など、お弁当作りや外出自粛への疲れが見え始めています。一方で、ユーザー同士でお弁当作りを楽にする「手抜き弁当」のアイディア交換も見え始めています。
最新の「置き弁」の投稿 >>
https://snapdish.co/search/%E7%BD%AE%E3%81%8D%E5%BC%81?rank=-timestamp
「置き弁」の投稿では、通常のお弁当はもちろん、いつもはお弁当箱に収まっているご飯とおかずが、ワンプレートに乗っている「置きランチ」も多く登場しています。お弁当と違い食べる前に電子レンジで温め直しができるので、加熱を見越したメニューが用意されることが多いようです。
最新の「手抜き弁当」の投稿>>
https://snapdish.co/search/%E6%89%8B%E6%8A%9C%E3%81%8D%E5%BC%81%E5%BD%93?rank=-timestamp
「長い置き弁生活! たまには手抜きして無理なく 頑張ります」「毎日の事だからたまの手抜き全然いいよね! 頼れる物には頼っちゃお!」など、お弁当作りの苦労を共にする仲間同士で励まし合っています。
- 「置き弁作り」を応援!みんなの「お弁当作り」アイディアを公開します!
今後も続く長期のお弁当作りを応援するため、スナップディッシュでは2019年10月実施の調査で得られた、お弁当に関するスナップディッシュユーザーの悩みと解決アイディアを公開します。スナップディッシュでは毎日、多くの料理写真がシェアされています。スナップディッシュに投稿されるさまざまな料理アイディアや、「いいね」、コメントなどのお料理コミュニケーションで、皆さんの毎日のお料理をより楽しくできればと考えています。
1)75%が「週1回以上」お弁当を作り、61%が「大変だ」と感じている。
「お弁当作り」に関する調査では、お料理好きの多いスナップディッシュユーザーでも61%がお弁当作りに大変さを感じていることが分かりました。お弁当を作る頻度が「週1回以上」という回答は平常時でも75%に上ることから、お弁当作りに慣れていても悩みが尽きないことが伺えます。
2)「見た目」を意識する人が7割。一方で、毎日続けられる「時短」も重要なポイントに。
「お弁当を作る時に意識していること」では、「彩り、見た目」が70%で最多となり、次いで「美味しさ(冷めても美味しい)」60%、「栄養バランス」58%、「時短」44%と続きました。その理由からは、お弁当を食べる人のことを想って見た目や美味しさを意識しつつ、毎日作るものだからこそ無理なく負担を減らす工夫もしていることが伺えます。
「彩り、見た目」を意識する理由
・娘の心と体の栄養となるよう、バランスや手をかけて愛情を感じてもらえるような工夫をしています。安全とおいしさは最優先です。(岐阜県・40代・女性)
・蓋を開けた時に食欲が湧くように見栄えは気にする。特に緑色は必ず入れます。(東京都・50代・女性)
・食いしん坊ですが、お弁当には興味のない息子なので、出来るだけ喜んで食べてもらえるように、工夫してます。(東京都・40代・女性)
「時短」を意識する理由
・毎日お昼ご飯はお弁当なのでなるべく栄養のあるものがとれるように、かつ朝は時間がないのでチンだけ焼くだけだったりするもの!(千葉県・20代・女性)
・毎日の事なので頑張りすぎないように、でもしっかり栄養をとってもらいたいから。(茨城県・30代・女性)
・時短でも彩りと栄養のバランスが取れるように作りおきをしています。(奈良県・40代・女性)
・とにかく時間がないので栄養バランスまで気にしていられないが、外食より良い物を短い時間で準備します。(東京都・30代・女性)
3)67%が市販のおかずを活用。サスティナブルなお弁当に一役。
「ひとつのお弁当に冷凍食品など、市販のおかずはどのくらい使いますか?」への回答では、「全く使わない」(33%)を除くと67%が市販のおかずを活用していることがわかりました。「全てを手作りでと思うと気持ち的に大変だけど、市販品をうまく取り入れる事で楽に楽しくお弁当作りを続けられる」「なるべく手作りを心がけてはいますが、冷凍食品も子供が喜ぶので好きなおかずは使っています。」など、手作りに越したことはないが市販品を取り入れることで負担が減って気持ちも楽になり、サスティナブル(持続可能)なお弁当作りに一役買っているようです。
4)毎日作る「お弁当」、習慣化しても解決しがたいお悩み。
お悩み1:レパートリー不足、ワンパターン化(40%)
・毎日のお弁当が飽きないよう、できるだけ毎日違うおかずを入れられるように心掛けるが、常備菜は1、2品は同じ物が重なってしまいます。(京都府・40代・女性)
・おかずのレパートリーが少ない。子供も好き嫌いがあるので、嫌いな物は入れられない。(茨城県・40代・女性)
・彩りとして黄色は玉子、緑はブロッコリーなどワンパターンになってしまう。(東京都・50代・女性)
・朝ごはんと夜ごはんと被らないおかず作りが大変。また毎日考えるのが大変です。レパートリーが少ないのが一番の悩みです。(徳島県・40代・女性)
・冷めても美味しいおかずのレパートリーが少ないので増やしたいです。(長野県・20代・女性)
お悩み2:ただでさえ忙しい朝なのに、時間と手間がかかる(20%)
・前日のうちに献立を考えるようにしていますが、毎日のこととなると、なかなか思うようにいかない(時間、栄養バランス、彩)こともあります。(神奈川県・40代・女性)
・前日夜遅い日は、億劫になる。(神奈川県・50代・女性)
・作る時間、冷ます時間、残り物を使うといえど、朝に時間をとられるのを煩わしいと思う。(東京都・30代・女性)
・仕事をしているので朝忙しいです。朝食も含め大変です。(大阪府・40代・女性)
お悩み3:お弁当箱への詰め方や彩りが難しい(18%)
・おかずの詰め方で見た目も変わってくるので、詰め方が大変です。(埼玉県・40代・女性)
・彩りがキレイにならない。トマトとかレタスとか嫌がるのでいれられないのでどうしても地味な色合いになる。(大阪府・40代・女性)
・ついつい茶色になってしまう…。(大阪府・40代・女性)
・出来た時の見た目の美しさが食べる時にズレてしまわない様に詰めるのが難しいです。(静岡県・40代・女性)
4)日々のお弁当作りで見つけた、お弁当をラクに、楽しくする工夫。
アイディア1:時短・簡単にする工夫
・お弁当用の卵焼きは前日の夜に焼き、巻き簀で巻いて冷蔵庫へ。朝はわざわざ冷ます必要もないし、バタバタ焼いて焦がす心配もなし!形も綺麗でカットもしやすいです。(京都府・40代・女性)
・晩ご飯おかずを少し寄せて、味変化や具材追加でのアレンジによるバージョンアップ。(秋田県・40代・女性)
・電子レンジを多用。焼き目をつける以外はほぼなんでもレンジでできる。(東京都・50代・女性)
・長期間続けていくには頑張り過ぎてはいけないと思い、あれこれ品数は作らず、基本丼メニューにしています。ほか、部分的に海苔弁にして雰囲気を変えてみたり、体調が優れない時の為に味付け肉や野菜を冷凍しておいたり。(東京都・50代・女性)
・野菜の葉っぱのおかずカップは緑が少ないとき助かってます。(静岡県・40代・女性)
・100均の小さなパウンドケーキの型(アルミ箔製)でお弁当用のミニサイズグラタンを作っている。冷凍でストックもできます。(愛知県・50代・女性)
・前日の晩御飯をお弁当を視野に考える。常備菜コンニャク煮や五目豆など日持ちする物を冷蔵庫に常備して隙間を埋めてます。(兵庫県・40代・男性)
・おにぎりが面倒なので、ご飯と鰹節のミルフィーユ状にすると美味しいし簡単。(兵庫県・50代・女性)
「簡単弁当」の投稿 >>
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アイディア2:見栄えを美しく!お弁当作りを楽しみに変える工夫
・バレンタインの季節にチョコトリュフ用の紙のケースを買う。ちょこっとおかずにちょうどいい。(神奈川県・50代・女性)
・卵焼きやのりなどの形を可愛くしたりハッピーな気持ちになれるお弁当を作るようにしています。(埼玉県・20代・女性)
・ちょっとした飾り切りやピックを刺すことでとても丁寧感がでる。(鳥取県・40代・女性)
・ウインナーの切れ込みやスライスチーズの型抜きだけで華やかさをプラスしてます。(愛媛県・40代・女性)
・おかずはなるべく立てかけるように詰めると、開けた時にベチャっとなってなくていいです!(大阪府・50代・女性)
・パプリカを切った状態で冷凍しておくと彩りとして使えて便利。(京都府・20代・女性)
・糸唐辛子や紅生姜、パセリやふりかけなどちょい足しが豪華に見えるコツです。(宮城県・40代・女性)
・緑に困ったら枝豆をピックに刺す!です。(静岡県・20代・女性)
・ひな祭りや誕生日などイベントの日は海苔で絵を付けたりしている。キャラ弁というほどのことはできなくてもちょっとしたサプライズがあると子供が喜ぶので。(東京都・30代・女性)
・ご飯を下に敷いておかずを上に乗せる、乗っけ弁当にすると詰め易く見た目が綺麗に仕上がります。(静岡県・40代・女性)
「彩り弁当」の投稿 >>
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アイディア3:傷み防止・汁漏れ防止の工夫
・煮物を詰める時、下にお麩を敷くと汁を吸ってくれる。(千葉県・40代・女性)
・汁漏れ対策には、切り干し大根を活用して吸わせる。(東京都・40代・女性)
・水気が気になるほうれん草や小松菜はすり胡麻やおかか等で和えています。また、粉チーズも有効です。(福岡県・50代・女性)
・汁気の多いおかずにはゼラチンを使って汁漏れを防止している。(茨城県・50代・女性)
・揚げ物の下にキャベツの千切りを入れるとベチャっとしないので、おすすめです。(広島県・30代・女性)
・ご飯を直接お弁当箱に入れず、まず皿に乗せ完全に冷ましてから入れる。こうすると冷めるのが早く、お弁当箱に水滴が付かず傷みにくい。(東京都・40代・女性)
・ケチャップやソース、ドレッシングはラップにつつんで縛り食べる時につまようじなどでさしてしぼりだす。夏は氷らせて保冷剤代わりにする。(宮崎県・50代・女性)
・夏はご飯に自家製の梅酢をかけて、傷まないようにしている。(神奈川県・60代以上・男性)
・夏場は冷凍物を必ず入れてます。それは食中毒防止にもなるから。なのでフルーツをあえて冷凍しておいて、そのままランチボックスにいれることも。(愛知県・20代・女性)
「お弁当」のアイディアまとめ記事 >>
https://snapdish.co/books/search/%E5%BC%81%E5%BD%93
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過去の調査結果はこちら → http://vuzz.com/lab2019
■調査概要
調査方法:SnapDish登録ユーザーにメールにて「みんなの声大募集♪お弁当編」として回答を募集
回答期間:2019年10月8日~2019年10月11日
回答者数:460名