国内最大級の料理写真共有SNS「スナップディッシュ」を運営するヴァズ株式会社(所在地:東京都武蔵野市、代表取締役:舟田 善)は、スナップディッシュアプリのiOS版、Android版に、世界初(※自社調べ)となる料理写真サジェスト機能『For You(フォーユー)』を2022年4月18日にリリースします。
- 料理写真サジェスト機能『For You』とは?
スナップディッシュの『For You』機能は、利用者の料理投稿への「もぐもぐ!」(「いいね!」を表す機能)などのリアクションデータをもとに利用者ごとの料理の好みをAI技術で解析し、パーソナライズされた「自分好み」の料理写真をアプリ内の「見つける」ページ内にサジェストして一覧表示するものです。
利用者が「もぐもぐ!」などのリアクションをすればするほど解析精度が上がり、より「自分好み」に最適化された料理写真が表示されます。
▼スナップディッシュアプリ内『For You』機能
- 本機能の開発背景と実現したいこと
スナップディッシュは、累計約2,700万の料理写真が投稿がされている国内最大級の料理写真共有SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。会員登録だけで誰でも無料で利用でき、料理写真やレシピを投稿したり、利用者や食品飲料メーカーの料理投稿に「もぐもぐ!」「コメント」「シェア」などのリアクションをすることで、料理を通じたコミュニケーションを楽しむことができます。2022年3月現在、会員登録数は100万超、月間投稿数は約15万にのぼります。(https://snapdish.co/)
スナップディッシュでは、フォロー中の利用者の料理投稿が集まるフィード機能、キーワードやハッシュタグでの検索機能、人気・新着の投稿紹介機能など、他者の料理投稿と出会えるさまざまな機能を提供していますが、すべての料理投稿の中から「自分好み」の料理写真を見つけるのは大変であり、自身でも気付いていない好みをキーワードで探すのは難しいことでした。
これらの課題解決のため、本機能では利用者の無意識のリアクションデータを分析し、パーソナライズされた料理写真を自動的にサジェストすることで、利用者が検索することなく、自分でも気付いていない「自分好み」の料理との出会えるようになり、またリアクションをもらう料理投稿者もフォロー/フォロワーの関係がないユーザーとの出会いの機会が得られる、「セレンディピティ(偶然の出会い)」の実現を目指しています。
「自分好み」の料理写真と出会う機会が増えると、料理投稿へのリアクションも自然と増えてサジェスト精度がさらに上がるため、リアクションをする楽しみ、スナップディッシュのサービスを使う楽しみ、ひいては料理をする楽しみも増していきます。
正式リリースに先駆けて2022年3月24日より試験運用したところ、本機能が表示した料理写真に対して「もぐもぐ!」のリアクションをした利用者数が、導入前比で約30%増加しました。本機能によって利用者にとって、新たな発見が生まれたり、コミュニケーションが活発化したためと考えています。
- 『For You』機能のメリット
■利用者にとってのメリット:
利用者はまだ見たことのない「自分好み」の料理と出会うことができるため、新しい料理のアイデアを発見したり、同じ料理を作りたい気持ちになったり、他の利用者との出会いやコミュニケーションが生まれる機会を得ることができます。利用者は「今日のごはん何作ろう?」と日々悩み、利用者の約7割が料理アイデアを見つける目的でスナップディッシュを利用しているため、その解決に寄与できることもメリットのひとつです。
■スナップディッシュサービスにとってのメリット:
利用者同士のコミュニケーションが活発化することでより多くの行動データを取得できるようになり、本機能の精度を向上することで利用者にとっての付加価値を高めて、さらに活発にサービスを使っていただけるようになり、サービス利用活性化の好循環を図ることができます。
■当社事業にとってのメリット:
当社が食品・飲料メーカー(以下、メーカー)に提供するファンマーケティング支援事業では、メーカーの公式アカウントからスナップディッシュに投稿する料理写真もサジェストされるため、メーカーと利用者の間でも同様に好みに合った出会いや交流が増え、ファン作り、ファン育成が加速すると見込んでいます。また、利用者の行動ビッグデータを活用し、より精細な生活者の分析データを基にした広告・プロモーション、商品開発・リサーチ、販促支援、広報PR等のソリューションの提供(または商品化)も視野に入れています。
今後は、利用者ごとにパーソナライズされた「自分好み」のハッシュタグをサジェストする「ハッシュタグFor You」機能の提供も予定しています。
当社は、スナップディッシュの『For You』機能を今後も強化していくことで、世界中の食卓と食卓、料理する人と人がつながり、より多くの人が料理のうれしさを体験できるソーシャルサービスを提供していきます。