流行ってますよね。インスタでキャンペーンするの。
そりゃ便乗するしかないっしょ。ということで調査してみました。
調査実施日 2015/8/1~8/3
調査対象 SnapDishアクティブユーザー
抽出方法 直近3か月でアクティブだったユーザーからランダムにメールで配信
回答者数 202名
で、結果。
SnapDishユーザーは、一般層よりもむしろインスタグラムを活発に使っている
と言ってしまってよいんではないかなと。

利用経験ありが65%で、「現在併用している」と答えたユーザーが55%。
データの母数は、SnapDishでここ3か月以内にログインしたユーザーを無作為抽出メール送付して、答えてくれた202人です。
ちょっとマジメに背景をお話しすると、SnapDishを運営していると、当然ながら写真アプリの王様インスタグラムのことはよく耳にするんです。
例えば「インスタとか伸びてくると、ユーザー流れたりしないですか?」という質問を受けたりとか。
でも、実はSnapDishユーザーさんを見ていると、あんまりそんな感じはしないんです。
わりとはっきりと用途が違ってるというか。
この自分の確信は実は根拠があって、SnapDish使いはじめたばっかりのユーザーのツイートで、
料理の写真に限っていえば、InstagramよりSnapDishにあげる方が全然楽しいな(驚
みたいなのを見たことがあるんです。なので、併用している人が多いというのは、ある程度予想していました。
まぁこれだけならふむふむ、って感じなのですが、やっぱり違いがでたのが投稿頻度。

一般層のデータは、ちょうど最近モラタメさんのクリックアンケート(だいぶラフな調査だそうです)が出てたのでそれと比較してみました。
ほかの調査だと、SMMLab(ソーシャルメディアマーケティングラボ) さんの「ログイン頻度は?フォロワー数は?Instagram(インスタグラム)国内ユーザーの利用状況を調査!」とかもあったのですが、ログイン頻度と投稿と閲覧どっちが多いかという聞き方で具体的な投稿頻度が出てなかったのと、昨年末の調査で状況も変わってそうだったので、データが荒くてもモラタメさんのほうを使いました。
※投稿頻度の調査、ほかにあったら教えてください。自分のググり力があんまりだったかもなので。
やはり用途も異なっていた
あと、それぞれの使う理由も聞いてみました。複数回答で、多い順に並べました。

どちらのアプリも、「記録」や「加工」が「交流」よりも多いのですが、一番おもしろかったのが「アイディアの発見」の順位が結構違っていたこと。
僕らは、SnapDishの価値は「ひらめき」だと思っています。
クックパッドさんのおかげで料理の作り方はわかるようになりました。でも、クックパッドさんって、検索して使っている方が多いんではないかなと思うんです。 「検索」って、見つからないという「問題」の裏返しではないかなと。 検索するより先に「これ作ってみたい! これ作りたい!」っていう喜びやわくわくが内側から湧いてくれば、ことによったら検索すらしなくてもいいかもしれない。そんな体験が作りたいのです。
料理以外の日常のシーンにもいろいろと人が抱えている問題はあると思うのですが、こと料理については特に「ひらめき」がもたらす喜びが大きいのではないかという僕らの仮説が、ちょびっとだけ上のデータで証明されたのではないかなと思いました。
フリーアンサーもちょっと抜粋してみます。
SnapDishは料理記録と色味変更すぐできるので。Instagramは趣味が写真なので投稿と交流目的。 (30代女性、インスタフォロワー501~1000人、SnapDishフォロワー1~20人)
SDはお料理。インスタは何でも好きなもの、風景など自由に。 (40代女性、インスタフォロワー21~50人、SnapDishフォロワー500~1000人)
料理に関してはスナップディッシュ それ以外の日常生活のことや友人との交流でインスタグラムを使っている。 (30代女性、インスタフォロワー1~20人、SnapDishフォロワー1000人以上)
SnapDishは自分の料理の撮影用で、Instagramは芸能人の投稿を見る専用 (20代女性、インスタフォロワー1~20人、SnapDishフォロワー1~20人)
やはり料理とそれ以外で使い分けているという声が圧倒的でした。
フォロワー数も多め。
もうひとつけっこう驚いたのがインスタ上でもフォロワー数の多いユーザーが多かったこと。
これがSnapDishユーザーのインスタ上でのフォロワー数。

下の調査と比較するため、母数をインスタ利用者だけに変えて、グラフの色も変えてみました。
そして下記が、SMMラボさんの調査。
紫色と水色の100人以上フォロワーのいる層が、SnapDishは多めにいる気がします。
自分個人は、インスタグラムはすごく身近な人か、なんか好きな写真を投稿する知り合いしかフォローしてなくて、特に個人的な関係のない人気ユーザーとかブランドアカウントとかは一度フォローしてもすぐ「なんかこの写真が流れてくるの違うな・・」ってなって外しちゃうので、インスタでたくさんフォローしたりされたりっていうイメージはあまりなかったんです。まぁFacebookも昔はそうだったのが、今は結構企業の情報流れてきても違和感なくなってきているので、そのうち変わるかもしれないんですが、今のところインスタの方がFacebookよりももうすこしプライベートで、エモーショナルなメディアなのかなと。
そんななか、SnapDishユーザーはフォロワー500人越えが6%もいらして、やはりコンテンツアウトプット力があるんだなというふうに思いましたです。
インスタキャンペーン実施時には、投稿数の押し上げにぜひSnapDishの同時活用をご検討ください
きょうの記事は、調査方法の異なる複数のデータを使っており、データ精度もまちまちと思いますので、「統計上正確にこうです!」とは申し上げられないですが、SnapDishユーザーの雰囲気をつかんでいただくにはよいのではないかなと思いました。
僕らとしては、このデータを持って「食べ物、飲み物でインスタキャンペーンするならSnapDishユーザーにも告知(とかモニターで配るとか)するといいんですよ!」って営業先でお話ししようと思っていますのでよろしくお願いします♡
例えばこんな感じで。
