さて、SnapDishでは少しずつメンバーを募集しているのですが、学生さんの発想やパワーもぜひお借りしたいなと思っています。
そこで、学生さんがスマートフォンアプリの会社で仕事を学びながら、自分発案のプロジェクトを提案できるよう、「SnapDishインターンプログラム」を用意しました。

写真右はインターンから開発アルバイトになったケイくん。
イベント出展時に声をかけてきてくれた大学生の吉田君に手伝ってもらって、実際にプログラムを体験してもらいました。
週1-2回で4週間ほどの短期間でしたが、体験した感想などをまとめてもらったので紹介しますね。
■ステップ1 自社の商材を理解する
【やったこと】
- Snapdishとはなにかを実際にアプリを使うなかで知っていく。
- そのためにアプリ内でフォロワーをとにかく増やせるよう使ってみる。
- そのなかでアプリの要改善点を探していき、提案にまとめる。
【吉田くんの感想】
- ユーザーを増やすために写真を撮ってもぐもぐしていくうちにいつの間にか自分がすっかりSnapdishにはまっていました。
■ステップ2 実際のデータから社内資料を作成する
【やったこと】
- 実際のユーザーの行動をGoogle Analyticsで調査。
- どのページがどのくらいの時間見られているかをひとつひとつ見て、気づいたことを資料にまとめる。
- 自分が感じた要改善点が正しいかどうか、データで検証して、重要なものは再度提案する。
【吉田くんの感想】
- 自分の場合はここでXXXXXを長時間見ている人とXXXXXをよく見ている層がいることを知りました。
- そういう使い方をするんだなというユーザー目線で考える必要性が意識付けされました。
■ステップ3 事例を見て自分の提案を作る
【やったこと】
- 「日本一のかぼちゃの街 わっさむ様」との事例を見て、そこから次になる提案先をリストアップ
- 日本一の生産地を探しつつ、その街がHP、ツイッター、facebookのアカウントをもっているかどうか。持っている場合そもそもそれを定期的に動かせているかどうか。
- そういった点に注意しながら比較的そういうことに対してフットワークの軽い市・街を選ぶ。
【吉田くんの感想】
- 残念ながらよいレスポンスをえられなかったので、メールの内容にもっと工夫が必要だったのか、そもそも選んだ段階でのミスだったのかなと感じています。
- 野菜ベースで選んでいったものの、思ったよりもメインとなりかつレシピが多様で色の綺麗な野菜はなく、普段あまり自炊しないせいもあり結構苦戦しました。
吉田くんが作成した提案書はこんな感じ。
■ステップ4 実際に提案してみる
【やったこと】
- 作成したリストをもとにメールなどで提案を行い、返事がない先には電話をかけて説明する。
【吉田くんの感想】
- お客さんに電話をしたことがないという学生も多いと思うので、トークスクリプトを今後も使えるものにすると便利かなと思いました。市役所の方々は基本的に話は聞いてくれるものの、がつがつしていないので、しっかり端的に説明できるようになっていないと難しいしやりにくいなぁと思いました。
■そのほか手伝い
- 資料作成など
- イベントのお手伝いなど
短期間で外部に提案できるようになるのは大変かもしれませんが、自分が実際に体験したインターンプログラムであれば、自分のこととして提案ができるはず。そんなわけでインターンプログラム自体の感想や改善点をまとめ、可能なら実行に移す、というのをやってもらいました。
■最後のステップ インターンプログラム自体の改善提案をする
【吉田くんの改善案】
- 提案1、長期間で数人でやる!
短期で何人もまわしていくより長期で何人かでやらせた方がおもしろくなるかなと思いました。短期の場合、短期的なバイト感覚に近くなってしまうのではないかなと思ったので、やっぱり長期がおすすめです。- 提案2、プログラミング勉強したいっていう学生も多いので、ゼロからでも一緒に勉強していきつつっていうやり方がもし可能であれば、やりたがる学生はいるのじゃないかなと思います。
- 提案3、海外インターンシップを雇ってしまう。
ある程度一定期間でのフルコミットメントが得られる。かつSnapdishがサービス当初から海外展開を目指しており、120ヵ国でダウンロードされていることを考えればありかなと。- 提案4、大学への展開
こうした社会貢献とビジネスのクロスする部分は学生とも相性がいいと思うので、そもそもそういう産地にアタックする学生団体的なものor学生のプロジェクトをつくってしまい、地方を支援したいと思っている学生を集めて囲うことで、常に学生の手を借りれるような状態を作ってしまう。のはどうかなと思いつき妄想していました。【提案3具体的化案 留学生受入れ団体を使う】
- 1、海外インターン生を受け入れたいor少し話を聞いてみたいということでしたらXXXXXならそれなりにすぐに返信が来ると思います。
- 2、学生団体の子が説明に来ます。
- 3、契約して、海外の子を探す作業に入ります。
詳しくは下にpptでまとめたのでそちらをご覧ください。費用やデータはこちらにまとめました。
http://xxxxxx.xxxx- 最大の問題点として来るのに異様に時間がかかることだと思います。
- 平均半年ほどかかっていた記憶があります。ちなみにインターンの期間は6週間から~半年です。
【メリット】
- 海外の優秀な学生をよべる。
- アジア圏の人材をそのまま卒業後にリクルーティングできる可能性もある。(個人間での交渉になりますが…)
【デメリット】
- 金銭面、来るのに時間がかかること、学生が絡んでいること。
【提案4具体化案 大学への展開】
- 【メリット】
- 学生と密な接点をもてることで借りたいときに学生の手を借りれる状態をつくれること。
- その学生を地方に直接営業に行かせることで地方公式アカウント・キャンペーンを行える数を圧倒的に増やしていけるかもしれないこと。
- 学生ということを最大限に活かし東京マルシェやアンテナショップなどからもつながっていけるかもしれないとこ。
- などかなと思います。単純に人手が増えることでスケールも可能になるのかなと考えました。
- 【デメリット】
- 金銭面、時間的コスト
- 相互のメリットをはっきりさせないと曖昧なまま終わる
■吉田くんからの全体的な感想
【悪かったところ】
- 吉祥寺遠いです・・(自分の場合往復X時間ほどかかるので)
【良かったところ】
- 実際にOJT的な形で学んでいけたところ。
- また、一般的な普段大学生がよくしているようなアルバイトとは違って比較的自由にできるであろうところ。
- 常にスタッフの方が気にかけて進捗を確認してくださっていた。
- 社長また社員の方々との距離が近い。
- ヴァズ食堂のおいしいご飯(これはインターンシップの人を集めるときに有効だと思います)
以上。吉田くんありがとう!
そんなわけで、吉田君の改善案をうけて、次回はもう少し長めに参加いただく形で、上記プログラムに準じて受け入れたいと思います。
【対象】
- 大学生
- 1回4時間以上、週1-2回以上定期的に参加できる方
- 書類選考を通過した方
【ポジション】
- エンジニア系は現在インターン募集はしておりません。
- ビジネス系の場合、オフィス系ソフトで簡単な書類作成ができる方
【待遇】
- インターン中の時給950円
- 交通費全支給(月2万円まで)
- 昼食時に出社している方は昼食支給
【選考プロセス】
以下をメールで recruit at vuzz.com までお送りください。
- 履歴書
- 「自分がSnapDishを運営するとしたら、どんな企画をしてみたいか」
- 「自己PR」
もちろん即戦力として参加できる方はプログラムを通らない採用(※1)もしていますので、遠慮なく声をかけてくださいね。
僕らも模索しながらなので、一緒によい企画を作れるような意欲的な学生さんをお待ちしています!
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※1 ごめんなさいここで言う採用は、一般的な未経験新卒採用でなく経験者としての採用になります。