料理体験共有アプリ「SnapDish(以下、スナップディッシュ)」を運営するヴァズ株式会社(事業所:東京都武蔵野市、代表取締役:舟田 善)は、株式投資型クラウドファンディングサービス「UNICORN(ユニコーン)」において、2020年8月20日~8月23日の間、募集による投資申込みを受け付けた結果、今回の上限募集額となる8,000万円を資金調達したことをお知らせします。
今回の募集は、申込開始日1分で目標募集額1,500万円に到達し、14時間後には上限募集額である8,000万円に到達しました。また、調達金額8,000万円は、運営会社である
具体的には、「食卓体験プラットフォームNo.1(※)企業」として、企業の新たなマーケティングプラットフォームである「ファンマーケティング事業」と、生活者参加型マーケットプレイス「ファンマーケット事業」という他にない独自の強みを持つ2つのビジネスモデルを軸に事業を拡大していきます。
※自社調べ
- 「ファンマーケティング事業」について
当社は、「広告モデル」を採用してきた従来のメディアとは異なる「ファンマーケティング」というビジネスモデルを構築しています。「スナップディッシュ」は、料理が好きなユーザー同士がつながり、関係性の強いコミュニティを生成しています。ユーザーの多くは子どもを持つ30~40代の女性で、「スナップディッシュ」で自分が作った料理をシェアしたり、他の人が作った料理を見たりすることで、同じ境遇にいる人たちとの交流を楽しんでいます。
食品メーカーや飲料メーカーは、「スナップディッシュ」を活用することで、商品モニターやキャンペーンなどを通じて消費者にオンライン/リアルで商品を体験してもらうことができます。こうした取り組みにより、「スナップディッシュ」ユーザーと商品とのエンゲージメントを高め、商品の「ファン化」を促進します。企業は「スナップディッシュ」を活用することで、長期にわたって企業の製品を購入する「ファン=LTV(※)の高い顧客」を育成・獲得することができるのです。
(※)LTV:Life Time Valueの略。「顧客生涯価値」と呼ばれ、ある顧客が一生のうちに自社製品をどれだけ購入し、どれくらいの利益をもたらしてくれるかを示す指標。
- 「ファンマーケット事業」について
「ファンマーケティング事業」が食品や飲料メーカーから料金をいただくビジネスモデルであるのに対して、「ファンマーケット事業」は、ユーザーに対して「ファンになる体験」を販売するビジネスモデルです。
昨年は、熊本のレストランと協力して「湯あがりポーク+ファンになる体験」を開催いたしました。また、今年5月には、当社と数年にわたって取引している株式会社東京デーリーからの商品協賛を得て、サントリーワインインターナショナル株式会社とともに「おうちワインを楽しむオンライン体験会」を開催し、参加者、スポンサーの双方から高い評価を受けました。新型コロナウィルス感染症の影響に伴い、活動が制限される中で、新しい「体験」と「商品購入の形」を創出しています。
- 実現したいサービスについて
「スナップディッシュ」は、料理に特化した写真共有サービスとして、料理に興味のある人たちを中心に月間のべ1,000万人以上に利用され、これまで1,500万枚を超える料理写真が投稿されています。投稿された料理写真には、“いいね“や”コメント“がつくなど活発なコミュニケーションがなされ、利用者の中心である子育て中の女性などが料理のアイデア交換、記録、交流などを楽しんでいます。
「スナップディッシュ」は、普段見ることの出来ない家庭の食卓と食卓がつながる場となっているため、「食卓体験プラットフォーム」として、食品飲料メーカーなどのマーケティングに活用されています。商品モニター、投稿キャンペーン、イベント開催といった従来の手法に加えて、コロナ禍の現在では、オンライン体験会、オンライン工場見学といった形で生活者が商品を体験し、その商品のファンになるきっかけを提供しています。
新型コロナウィルス感染症の影響などにより、自宅で過ごす時間が増えた結果、料理をする人が増えています。こうした状況の中、当社は、「スナップディッシュ」を軸に、単なるレシピや食材の提供・販売のみならず、料理を中心としたコミュニティや料理にまつわるいい体験を、ユーザーの皆さん、食品飲料メーカーと共に創造し、料理を単なる”作業”ではなく”楽しみ”に変えていきます。
■お問い合わせ先
ヴァズ株式会社 広報担当:落井(おちい)
電話/FAX 0422-24-6341(土日祝を除く9時~18時)
e-mail business@vuzz.com