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【プレスリリース】「肉の日に大豆ミートプロジェクト」、4月29日「肉の日」に「第3回大豆ミート食卓白書」を発表。38%が、1年前より使用頻度が「増えた」と回答。

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2023.04.29
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【プレスリリース】「肉の日に大豆ミートプロジェクト」、4月29日「肉の日」に「第3回大豆ミート食卓白書」を発表。38%が、1年前より使用頻度が「増えた」と回答。

~商品選びで重視するのは「美味しさ」「調理しやすさ」「価格」。購買接点では「大豆ミート特設売場」ニーズが顕在化。未喫食者は特に「試食情報」求める傾向。活躍シーンは「ダイエット」が最多。~

料理SNS「スナップディッシュ」を運営するスナップディッシュ株式会社(所在地:東京都武蔵野市、代表取締役:舟田 善)と、大豆ミート(植物肉・代替肉)商品を展開するメーカー6社+2団体が共同で推進する「肉の日に大豆ミートプロジェクト」は、スナップディッシュ利用者に大豆ミートの利用調査を実施しました。2022年4月から開始し3回目となる定点調査結果を「第3回大豆ミート食卓白書」として発表します。 

調査開始の22年4月から1年を経て、回答者数も初回の約300人から今回は約900人超と約3倍に増加。第3回となる本調査では、大豆ミートの認知、喫食、購買実態について前年比での増減や、喫食経験者への購買接点、重視するポイント、ほしい情報、大豆ミートの活躍シーンや料理ジャンルなど、食卓定着に向けてこれまでより解像度の高い調査結果を得ました。
本プロジェクトでは大豆ミートの食卓定着状況を明らかにし、2030年までに購入経験率100%達成に向けた課題提起を行います。
(※本プレスリリースでは、植物肉・代替肉を含むカテゴリの総称として「大豆ミート」と記載を統一しています。)

  • 認知率は97%、喫食経験率は75%、購入経験率は55%。1年間で喫食経験率は+4pt。

2回目となる「大豆ミート」に関する意識調査では、知っている人は98%、食べたことがある人は74%、「大豆ミート」や、「大豆ミート」を使った食品等を購入したことがある人は、半数以上の54%という結果でした。22年4月調査と比較すると、認知率と購買経験率は横ばい、喫食経験率は+4ptとなりました。

第1回調査時から継続取得している、「大豆ミートを購入する理由」では1年前と比較して「話題になっているから」(+3pt)、「環境にやさしいから」(+1pt)と増加が見られました。一方で、栄養面でのメリットや長期保存、調理の時短などの利便性は回答率が下がっており、大豆ミート普及には大豆ミートのもつ多様な価値をより強化して伝えていく必要があると捉えています。

使用頻度についても、前年比で「増えた」の回答が38%に上り、「減った」(10%)を28pt上回っていることから、購買経験率は横ばいながらも、1人あたりの購買量が増えることにより、市場規模はじわじわ拡大していると見ています。

また、同じく継続取得している、大豆ミート喫食未経験者が食べるに至らなかった理由では、「買える場所がないから」が前年比▲25ptと激減しており、この1年での購買接点の大幅拡大が見て取れます。1年前は次点だった「使い方がわからないから」(30%)が逆転して最多となり、同水準で「よく知らないから」(28%)、「レシピを知らないから」(25%)、「美味しくなさそうだから」(25%)と続く結果となりました。大豆ミート市場拡大における次の課題は、使い方、レシピ、美味しい食べ方の浸透だと見ています。

<喫食未経験者の「大豆ミート」に対するイメージ(※一部抜粋)>

・身体に良さそう ダイエットできそう。 /・これからの時代必要な食品だと思う。

・添加物もりもりの擬似肉で不健康そうなイメージ /・肉の代替であるが、ボリュームに欠けそう。

・パサパサな肉のイメージ /・食感がボソボソしていそう。/・興味はあるが高価。

・ヘルシー・ヴィーガン・美意識高め /・栄養はあるが、やはり美味しくないイメージ

・ビーガンやベジタリアン向けの食材 /・お肉の代わり。使い方が微妙に分からない。

・抵抗はないので、機会があれば食べてみたいとは思うが、健康上の問題とか、お財布にやさしいとか、地場産業を守るといったような切実な理由がなければ、機会があればで終わるイメージ。

・動物性たんぱくの完全な代替にはならないが必要な人への選択肢として優良な栄養源。

・美味しいとは思いますが、必要性に駆られない感じ。

  • 重視するのは「美味しさ」「調理しやすさ」「価格」。購買接点では「大豆ミート特設売場」ニーズが顕在化。未喫食者は特に「試食情報」重視の傾向。

多々ある大豆ミートの中で商品やブランドを選ぶ際に重視するポイントは、「美味しさ」(57%)が最多となり、ついで「調理のしやすさ」(43%)、「価格」(43%)が並びました。購買接点では「ネットで買える」は2%にとどまり、「店頭で買える」(28%)が大幅に重視されていることがわかります。新規参入も多い代替肉市場で選ばれるには、いかに「美味しさ」を伝えるか、喫食体験の機会を持てるかが重要と言えます。

またスーパーなどの店頭で、どのコーナーに置いてあると手に取りやすいか、については、過半数が「大豆加工品売場」(55%)、「精肉・肉加工品売場」(53%)と回答。日常的にタンパク源を選ぶコーナーで手に取る選択肢に入れたい意向が強く現れました。ついで「乾物売場」(30%)、「大豆ミートの特設売場」(28%)が多く、まだあまり見かけない「大豆ミートの特設売場」のニーズが顕在化しつつあると見ています。

また、大豆ミートに関してほしい情報については、喫食経験者では、「レシピ情報」(76%)、「栄養などの健康情報」(34%)、「新商品情報」(33%)が上位となりました。一方で、喫食未経験者では「レシピ情報」(59%)が最多の点は同じながら、続くのは「試食できる機会の情報」(38%)、「栄養などの健康情報」(35%)と続き、新商品情報は10%にとどまり差が出る結果に。情報発信の際には、喫食経験の有無によって相手に適した情報を選んで届ける必要があるといえます。

  • 喫食経験者に聞く、喫食・調理シーン、おすすめの料理ジャンルでは、「ダイエット」「中華」が最多。

大豆ミートの喫食・調理シーンで多かったのは「ダイエット」(46%)、「肉がない時」(35%)、「料理のかさ増し」(28%)「体調を整えたい時」(25%)がいずれも25%超えと多く、新しい食品・大豆ミートの使いどころが定まってきていることがわかります。またそれ以外にも、調理の時短、ピンチの時のストック、身体をいたわりたい時など、大豆ミートの多様な活躍シーンが明らかになりました。

また、料理ジャンルでみてみると、「中華料理」が66%と最多となり、「洋食」(57%)、「和食」(41%)と、主要な和洋中で大豆ミートが活躍していることがわかります。選択肢以外でも「カレー」「ハンバーガー」「味の濃い料理」などのコメントが多く寄せられました。

大豆ミートをより魅力的な食材にするため改善点を自由回答で聞いたところ、簡単に美味しく作れる調理キットやレシピ充実、価格や購入場所の増加、素材自体の味・食感の改善要望が多く挙がりました。また肉の代替ではなく新しい「大豆の美味しさ」としての打ち出し方の提案も。

<改善点のアイデア(※一部抜粋)> →希望の方には全回答をご提供します。お問い合わせください。

・そのまま使うより、お肉を越えるような美味しいアレンジがあったらいいなぁと思います。

・価格が安くなり、どこでも手に入りやすくなる。

・地方の小売店でも購入しやすい。大豆ミート特有の臭みやボソボソした食感が気にならない。一度で使い切れる小容量から購入できる。乾燥タイプを水で戻す手間や時間の短縮。

・調理キット式の商品を充実させると初心者でも手に取りやすい。簡単美味しいならば魅力的なので。

・レシピ付きで売り場にあると嬉しいです。

・普通の肉より高いとなかなか買ってもらえない。肉を大豆ミートにしたらどこがどのくらいいいのかわかるようにしたらいいと思う。たとえば10日間ハンバーグを食べたらカロリーの差はこんなにあるとか値段はどうだとか。

・美味しくすること。もしくはお肉に見立てるのではなく、大豆ミートという新ジャンルのお肉として、新たな料理の開発をすること。

・食べてみないと分からない美味しさなので店頭での試食サンプルなどをくばってきっかけにしてもらったりすると消費者的にありがたい。

・味がわからずみんな買わないので食事会で取り入れたり実際に食べないとわからないと思う。

・肉に近付けようと余り添加物を追加しないほうが良いと思います。大豆としての美味しさを追求した上での加工しやすさ=味付けの方で食べやすくする、がヘルシーです。

・「ミート」と言ってしまうと、どうしても肉の味や、調理法を意識してしまう。そう思うとまだかなり違和感を感じる(同じ様に調理しても美味しくない)。日本人は豆料理はあんまり馴染みがないけど、大豆ミートにしかできない調理法がもっと確立されて広まれば、毎日の食事でも全然有り!

  • プロジェクト参加者に聞く、この1年での意識や行動変化と、その理由。

アンケート回答者の中で、当プロジェクトで毎月29日(肉の日)から開催している大豆ミートの料理投稿企画やオンライン料理イベントに参加したことのある、プロジェクト参加者に、意識や行動の変化についてきいたところ、約8割が変化があったと回答約3割が購入するようになるなど、行動にも変化があったことがわかりました。

本プロジェクトでは、今後も喫食体験の創出と美味しい情報交換の場の提供によって、大豆ミートの食卓普及を目指して取り組んでまいります。

<意識・行動変化の理由や具体例(※一部抜粋)>

・アレンジが楽しいのと、他の人のレシピもためになるため。

・いろんな会社から出ている大豆肉商品に関心が出てきました。

・テレビでも取り上げられたり、飲食店のメニューにも見かけるようになったので。

・前に出たばかりに買って食べたら美味しくなく買わなくなりましたが、プロジェクトに参加して食べてみたら前より断然美味しくなっていた。

・プロジェクトに参加させて頂いた事で、店頭では見たことがなかった沢山の種類やメーカーさんがある事を知り、それぞれの特徴やアピールポイントに興味を持ったことで意識が少し変わったと思います。

・焼きそばや野菜炒めに気軽に使えるようになりました。常備すると本当に便利です。

・モニターで試してみなければ、スーパーで目に留まることもなかったかなと思うので、関心を持つようになったのは大きいです

・モニターで頂いて期待を裏切る程美味しかったので。

・新しいものを試すためには色々考えてしまって勇気が必要だったので大豆ミートを試せてよかったです。食べてみてからよく自分自身も興味をむけることが多くなりました。

・使いたいのでより調理しやすいものを探すようになった。スーパーで乾燥しかなかったのがレトルトが買えるようになったから。

・大豆ミート商品の作る過程や環境への配慮など環境に優しいという事が知れた。

・スーパーの売り場の複数のコーナーで頻繁に見るようになってきた。

・お肉売り場に大豆ミート商品があったりすると、新商品などは気になるようになりました。

  • ​ご希望の方には、「大豆ミート食卓白書」を公開致します。

■集計データ・フリーアンサー全文を「大豆ミート食卓白書」として無償提供します。
以下ページ下部のフォームよりお申し込み下さい。
https://airtable.com/shr60nRHkQguVQ9Ia
※本プレスリリースに掲載しきれなかったグラフデータやフリーアンサー全文資料をご提供いたします。

 ■引用・転載時のクレジット表記のお願い
本プレスリリースの内容を引用される際は、以下の文言を併記してのご使用をお願いします。
【「肉の日に大豆ミートプロジェクト」調べ】
 

  • 調査概要

・調査対象:SnapDish登録ユーザーにメールとアプリ内通知にて回答を募集
・調査期間:2023年4月18日~4月24日
・回答人数:921名
※回答割合については、小数点以下を四捨五入しているため、合計が100%とならない場合があります。
 

  •  「肉の日に大豆ミート」プロジェクトについて

本プロジェクトは、料理SNS「スナップディッシュ」が主体となり、生活者にメーカー各社でさまざまな特長を持つ「大豆ミート」の食卓での体験機会提供を通じて、「大豆ミート」が第4の肉としてより多くの方の食の選択肢に加わることを目標に発足しました。当社は本プロジェクトを通じ、株式会社かるなぁ、 株式会社Tastable、 株式会社トーフミート、 ネクストミーツ株式会、マルコメ株式会社、丸大食品株式会社、 SOY食クッキング、日本ソイフードマイスター協会(※2023年4月現在)と共同で、2030年までに2022年1月時点で36.1%であった大豆ミートの購買経験率100%を目指します。

【プロジェクト特設サイト】https://cms.snapdish.co/plant_based_meat

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