~第2期は、大豆ミートのメーカーや専門料理家とタッグを組み、多様な魅力の理解深耕と、メンバーとの価値共創に注力~
料理SNS「スナップディッシュ」を運営するヴァズ株式会社(所在地:東京都武蔵野市、代表取締役:舟田 善)は、2023年3月29日より「肉の日に大豆ミート(※)プロジェクト」第2期を始動いたします。プロジェクトメンバーには、大豆ミートブランドを持つメーカー6社と、新たにソイフード研究家の池上紗織氏(一般社団法人日本ソイフードマイスター協会代表理事)、大豆ミート料理研究家の坂東万有子氏(「SOY食クッキング」主宰)も加わりました。
本プロジェクトでは、毎月29日の肉の日に大豆ミートの喫食体験作りとSNSでの料理投稿企画を軸に、大豆ミートの情報発信や販売企画創出などによる食卓への普及活動を行い、2030年までに22年11月現在54%の大豆ミート購入経験率の100%達成を目指します。
(※本プレスリリースでは、植物肉・代替肉を含むカテゴリ総称として「大豆ミート」と記載を統一しています。)
【プロジェクトメンバー】 (※2023年3月時点・五十音順)
メーカー: 株式会社かるなぁ、 株式会社Tastable、 株式会社トーフミート、 ネクストミーツ株式会、マルコメ株式会社、丸大食品株式会社
賛同団体: SOY食クッキング、日本ソイフードマイスター協会
料理家 : 池上 紗織(ソイフード研究家)、坂東 万有子(大豆ミート料理研究家)
本プロジェクトは、毎月29日(肉の日)に大豆ミートの喫食体験やSNS上のコミュニケーションの場の提供を軸に、食卓への普及拡大を目指して活動しています。大豆ミートが「第4の肉」として食卓の選択肢に加わることを目標に、2022年3月29日に発足しました。毎月29日の「肉の日」に「スナップディッシュ」等のSNSで開催する大豆ミート料理の投稿企画を軸に大豆ミートの体験や共感をもとに魅力を発信し、2030年までに大豆ミートの購入経験率100%達成を目指します。
主な取り組みとしては、「スナップディッシュ」でメーカー各社が月替りで「毎月肉の日モニター企画」として商品体験を提供。毎月29日「肉の日」に投稿キャンペーン「集まれ!大豆ミート料理」(https://cms.snapdish.co/campaign/5952)をスナップディッシュ・Instagram・Twitterで開催し、料理写真やレシピの投稿、ユーザー同士の「いいね」やコメントのやりとりなど、大豆ミートに特化したコミュニケーションの場を提供し、体験の声と共感を広げます。
初年度(2022年3月~23年2月)は、2,367の大豆ミート料理投稿が集まり、それらに対し5,000を越えるコメントと、約12.7万もぐもぐ(スナップディッシュ内での「いいね」)の共感が生まれました。プロジェクト参加ユーザー対象の調査では、満足度は95%にのぼり、参加前後で大豆ミートの料理利用頻度が大きく向上。約7割が大豆ミートに関する情報や商品を意識するようになり、約3割は商品の購入頻度の増加やまわりへのおすすめなど行動が変化したという成果を得られました。
▼調査結果詳細はこちら :https://corp.snapdish.jp/pressrelease20230317/
一方で、22年11月調査「第2回大豆ミート食卓白書」によると「大豆ミートを買う理由」は約7割が「ヘルシーだから」に集中し、それ以外の美味しさ、利便性、保存のしやすさ、衛生的、食糧問題や地球環境への配慮等はそれぞれ1~2割程度に留まり、大豆ミートの多様な価値の理解や自分ごととしての共感に課題があることが浮き彫りとなりました。また未購買者からの「買うに至らない理由」では「買える場所がないから」「使い方がわからないから」が上位に挙がり商品接点や活用方法の情報が不足していることがわかりました。
この課題に対応し、2年目は大豆ミートの多様な魅力を伝え、共感を深める活動に力を入れます。大豆ミートレシピを長年研究する料理家2名をメンバーに迎え、参加ユーザーから要望が最も多かった、料理専門家のレシピ情報や、大豆ミートを取り入れたライフスタイルなどを記事で発信します。スナップディッシュユーザーからは「大豆ミートプロジェクトアンバサダー」を任命し、大豆ミートファンの高い熱量で周りへの共感を牽引し、大豆ミート料理のコミュニケーションを盛り上げるリーダー役を担ってもらいます。
また、プロジェクト特設サイトもリニューアルし、大豆ミート料理の新着記事や、大豆ミートを買える小売店と大豆ミート料理を食べられる飲食店を示す大豆ミートMAP、プロジェクトメンバー募集、メルマガ情報コーナーを追加。情報発信のさらなる充実を図るとともに、プロジェクトの輪を広げる呼びかけを強化します。
▼プロジェクトサイトはこちら: https://cms.snapdish.co/plant_based_meat
※ 本プロジェクトの最新動向は、下記にて随時発表していきます。
さらに、プロジェクトメンバーと定期的に企画会議を開催。メンバーの多様な強みを活かし、大豆ミートの普及拡大に向けた販売企画や効果的な情報発信等の活動アイデアを持ち寄り、新たな取組みの検討と実行を目指します。また、スナップディッシュで集まった大豆ミート料理写真やコメントはメンバー各社に提供。商品開発や販売企画、レシピ提案等に活用してもらい、より生活者に寄り添った商品や企画作りをサポートします。
これらのプロジェクト活動を通じて潜在層や離反層への購買意欲を喚起することで、購入経験率のさらなる向上を目指します。
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毎月29の日モニター企画&投稿キャンペーン「集まれ!大豆ミート料理」
毎月の投稿キャンペーンでは、新たに「月に1度のエシカルアクション」も呼びかけに加わりました。美味しい、ヘルシーだけでなく、地球環境や食糧問題にアプローチできる家庭料理からのアクションとしても、大豆ミートの料理体験と共感を広めていきます。スナップディッシュの他に、Instagram、Twitterからも参加でき、より多くの方に参加していただけるようになりました。大豆ミートを実際に料理して食べた方からの美味しさや料理アレンジアイデア、調理方法や家族の反応などの体験が集まり、コミュニケーションが広がります。
投稿キャンペーンに先駆けて、第2期初回の肉の日モニター企画として、マルコメ・ダイズラボの23年春夏新商品「大豆のお肉スライス」ほか4品セットを500名に提供。より美味しくなった大豆ミート製品を多くの方に体験してもらうことで、大豆ミート普及の要とも言える「美味しい成功体験」をサポートします。
▼投稿キャンペーン「集まれ!大豆ミート料理」:https://cms.snapdish.co/campaign/5952
▼モニター募集ページ:https://snapdish.co/monitors/6407f65dadfc008b7871eb1a/pc/
※3月のモニター募集は終了。次回募集は4月を予定。
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今後のプロジェクト活動予定
・2023年
3月29日 プロジェクト第2期始動
「集まれ!大豆ミート料理」投稿キャンペーンリニューアル(以後毎月29日開催)
4月 第1回メンバー企画会議開催(以後、定期開催)
第1期プロジェクトアンバサダー結成・4~5月に活動
4月29日 第3回大豆ミート食卓白書公開
11月29日 「いい肉の日」記念プロジェクトメンバー合同企画実施(料理イベント等)
第4回大豆ミート食卓白書公開
・2024年
2月上旬 「肉の日に大豆ミート」プロジェクト2周年記念企画
※予定は変更となる可能性がございます。
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企業メンバー紹介(※五十音順)
■株式会社かるなぁ(KaRuNa)
当社は「大豆ミートをより手軽に美味しく」をテーマに大豆ミートが美味しいから食べたいと思えるような商品づくりをしてます。添加物などを使用して大豆ミートを肉に近付けるのではなく、大豆ミート自体が美味しい!また食べたい!と思って頂ける商品であれば、自ずと普段の食事に採り入れて頂く頻度が増えると考えます。国産大豆の大豆ミートを主軸に、32年大豆ミートを扱ってきた知識と経験を活かして、大豆ミートの本当の美味しさと、使いやすさを追求した商品を開発・提供していきます。当社は「肉の日に大豆ミートプロジェクト」を通じて、心と体、地球環境にも優しい、「持続可能な食文化」の土台を形成に貢献してまいります。
https://www.karuna.co.jp/
■株式会社Tastable(NIKUVEGE-ニクベジ-)
『NIKUVEGE(ニクベジ)』は、動物性原料不使用の ”プラントベースミート”です。手軽に”プラントベースミート”を楽しめて、さらに美味しい!という体験をしていただくために開発された商品です。
まるでお⾁を⾷べているような炭焼きの⾹り、昆布やきのこなどの、⽇本⼈になじみのある旨味、また、Tastable社の独⾃技術を⽣かして、ジューシーな⾷感を再現しました。
✓ 牛肉・豚肉・鶏肉・魚の代わりではなく、新しいたんぱく源のひとつとして
✓ 普段の食生活で無理なく取り入れられる、いつもの食材として
✓ 美味しい食事をこれからもずっと続けるための、環境維持の一助として
家庭用商品として、レトルトそぼろ、冷凍ハンバーグをオンラインショップで販売しています。
https://nikuvege.jimdosite.com/
■株式会社トーフミート(TOFU MEAT)
当社は、わたしらしい食生活を叶えるウェルネスブランドとして、美味しいとカラダに良いを両立した、大人も子どももみんなが嬉しい「あたらしい美味しさ」を届けることで、未来へ向けた食生活やライフスタイルを提案していくことをミッションに掲げています。
豆腐を原料とする「TOFU MEAT(トーフミート)」は、自然由来の食材のみを使ったカラダにも地球にもやさしいあたらしい食材です。ベジタリアンやヴィーガンに対応しているので、カラダの健康を大切にしたい方にも自信を持って選んでいただける食品です。今後も日本が誇る健康食品の「豆腐」を活かして豆腐の美味しさと栄養を引き出した商品を開発・提供を行い、あたらしい食文化をつくっていきます。本プロジェクトを通じて、食べることが自然環境の負担になってしまわないように豊かで活力のある未来に貢献していきたいと思います。
https://tofu-meat.com/
■ネクストミーツ株式会社(NEXT焼肉シリーズ他)
「地球を終わらせない。」を理念として掲げ、地球温暖化に立ち向かうべく、2020年6月に設立。
代替肉の研究開発を行い、設立7ヶ月でアメリカ上場を達成し、圧倒的なスピード感で国内外に事業を展開している。
代表商品である植物性焼肉をはじめ、牛丼やバーガーをラインナップ、さらにレンチンシリーズや代替ツナも展開中。
イオンやイトーヨーカドー、ライフなどの大手スーパーで取り扱われており、外食では焼肉ライクやハンバーガー専門店などで提供されている。
また日本だけでなくアメリカ、シンガポールなど海外展開を進め、商品は随時バージョンアップ。
有名シェフとのコラボで代替肉ならではのレシピを開発するなど、止まることのない進化をつづけ、
より良い地球環境を次世代へつなぐため、食に新たな選択肢を提案し、世界に挑む。
https://nextmeats.co.jp/
■マルコメ株式会社(ダイズラボ)
現在、各社が地球環境にやさしい「代替たんぱく」の商品展開に邁進されています。つまり、原材料が大豆とは限らず、昆虫食など様々な分野で研究開発が進められています。一方、私たちマルコメは味噌づくりで培ってきた大豆に対する知見を、もっとお客様のために活かしたいという思いが根底にあります。代替ではない大豆製品へのこだわり。ヴィーガンやベジタリアンのお客様、お肉は好きだけどカロリーや脂質が気になるというお客様、すなわち健康に気を使われているお客様のニーズを満たすヘルスコンシャスな商品にこだわっています。「肉の日に大豆ミートプロジェクト」を通じて、より多くの方に「大豆のお肉」の魅力をお伝えできればと思います。
https://www.marukome.co.jp/daizu_labo/
■丸大食品株式会社(PlantRECIPE)
当社は「普段の食事においしさと健康をお届けしたい」との想いから、植物性素材だけを使用し、おいしさにこだわった商品「PlantRECIPE」シリーズを展開しています。
近年、食文化の多様化により、健康志向の高まりから、植物由来の食べ物を中心とした食事法(プラントベース)を取り入れる人が増えています。今後も広がる⾷⽂化の多様性や、将来的な⾷糧問題に向け、商品を通して、⼈々の持続可能な⾷⽂化を守る⼿助けとなれるよう努力してまいります。その⼀環として「⼤⾖ミートプロジェクト」を通し、毎⽇の⾷卓の選択肢を広げられるよう、より多くの皆様に商品の魅力をお伝えすることで新しい気づきや発見の機会を提供できればと考えています。
https://www.marudai.jp/user/products/special/plantrecipe/
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料理家メンバー紹介(※五十音順)
ソイフード研究家/一般社団法人日本ソイフードマイスター協会代表理事
池上 紗織 氏
大学在学時から大豆製品を用いたレシピを趣味で研究しており、 2010年頃からは、健康やサスティナブルな観点から大豆ミートの可能性に着目。
菜食主義でなくても無理なく美味しく続けられる大豆ミートレシピ研究を本格的に開始し、 その他大豆製品も含めてソイフード(大豆料理)の研究と普及を始める。自身の体質改善の経験も踏まえ、2014年に一般社団法人 日本ソイフードマイスター協会を設立。セミナー開催、料理レッスン、レシピ開発を行っている。家庭での食料備蓄を推進するDAILY STOCK ACTION®実行委員長としても活動。プライベートでは二児の母として奮闘中。
大豆ミート料理研究家/「SOY食クッキング」主宰
坂東 万有子 氏
1990年代に大豆ミートと出合って愛用するうちに、当時まだ一般的に知られていなかった健康面・利便性・環境面でのメリットに気がつき、2012年にSOY食クッキングを立ち上げて啓発活動に従事。 料理教室、コラム執筆、メディア出演、企業セミナーなど活動は多岐にわたる。大豆ミート料理歴25年以上の経験を活かした、おいしい楽ちんレシピが得意。著書に「戻さずポンッ!大豆ミートの楽うまレシピ」(河出書房新社)他。日本を含むアジア圏の食生活を支える大豆の魅力、大豆加工食品が秘める可能性を人々とシェアしながら「食」を切り口にした”次の暮らしのヒント”を提供している。