ファンマーケティング事業部長の阿部です。
おかげさまで多くのユーザーさま、お客さまに恵まれて、年々事業が伸びています。
今期も採用をしようと思っているのですが、去年7月入社の佐藤祐次さん(カバー写真)が、これまで半年強で取り組んできてくれたことが、23年採用メンバーの参考になりそうなので、インタビューしてみました。
――他の人のインタビューって、読みました?
佐藤:はい、インタビュー全部読みました。
――おお、うれしいです。どれが印象に残ってるとかあります?
佐藤:正直、みんな印象に残ってるんですけど、強いて言えばやっぱりセールスの奈良さん、堀部さんのインタビューは、自分が一番関係することになるので一番関心を持って読みました。
異色を放っているのはCTOの清田さんですけど。
――そうですね。じゃあ、いま興味を持ってくれている人の参考になるよう、佐藤さんもいろいろ率直にお願いします。
佐藤:はい!
まずは営業が楽しい。お取引先の商品も全部食関連なので、自分にとっては知ること自体が楽しい。
――では、まず、入社して半年強ですが、いまのところどんな印象ですか?
佐藤:営業が楽しいです(笑) 阿部さんの求める解像度じゃない気がしますけど。
(写真:営業してて楽しいと話す佐藤さん)
――ありがとう。いえ、うれしいんですけど、はじめてヴァズを検討してくれている人向けに具体的なところでいくと、どうです?
佐藤:やっぱり働く環境、ライフワークバランスがとりやすいので、営業に集中できるというのがありますね。
僕は過去の職場で飲食店さん等を相手にしていたこともあるので、相手先が大きな食品メーカーさんという点でも、まずビジネスタイムに集中して働くというのが前提になる。
それから、僕はやっぱりキャリアの中で食に関わりたいという気持ちがあるので、営業時間に取引先の商品を知るために料理もできる、お取引先の商品も全部食関連なので、自分にとってはお客さんの商品をより深く知ること自体が楽しい。というのは大きいです。
あと、みんなでそれに取り組むのが楽しいです。
――いいすね。やっぱり料理が主というのは大きいですよね。絶対に自分の生活と関わる。
行動目標作りましょうって言われたので、じゃあまず日に2件アポ、って自分で宣言して。
――じゃあ次に、たぶん次に入る人も、直前に入った人がどんな日々を過ごしているか知りたいと思うので、これまでやってきたことを振り返っていただいてもいいですか?
いま入社半年で、受注も増えてきて、大きめの案件もとれてきていますよね。
佐藤:そうですね。入社してからこれまでを2か月ごとにおおきく区切って話しましょうか。
――はい。お願いします。
佐藤:まず最初は「会社のことを知る」でした。単に座学で知るのではなく、知ることの一環として、お客さんに自社のサービスについて話してみて、その感触を知るということも含んでいた。
なので、会社の研修的なこともあったんですけど、並行して2週目にはもうお客さんにコールしてましたね。
――最初にアポイントとったのお肉系の会社さんでしたよね。
佐藤:はい。新卒でなく中途で入ったので、まずは実地でスタートダッシュしたかったし、トークの流れも学びたかった。
(自分用にまとめていたスプレッドシートを画面で見ながら)最初の週の行動これですね。日に10-15コールくらい。僕はがんがんコールする営業もやっていたので、「動く力」を最低限自分の力として示したかった。
――いまみると、その時期にとれているアポイントから最近受注ありましたね。
佐藤:そうですね。つながってますね。
――素晴らしいすね。そのあたりの行動目標づくり、奈良さん堀部さんと話して決めてもらったと思いますが、具体的にはどうやってました?
佐藤:自分で決めました。入社直後に日々の行動目標整理しましょうって言われたので、まず日に2件アポ、って宣言して。
研修より、まずはお客さんと話したいって思ってました。
直前の仕事が営業外のことも多かったので、久しぶりに営業して、お客さんと話すの楽しいなって思ってました。
――楽しいですよね。
(写真:カメラマンに手を動かしてみてといわれて照れながらやってみる佐藤さん)
他のメンバーとの同席時に、事例をメモって引き出しを増やして、商談でアウトプットするというのを心がけてました。
――そのあと3ヶ月目くらいからは、佐藤さんが主体となった商談も増えていきましたよね。
佐藤:そうですね、3-4ヶ月目は、1人でも商談をやりはじめた。他のメンバーが同席してくれて話している時に、事例をメモって引き出しを増やして、商談でアウトプットするというのを心がけてました。
――この頃で印象に残っているお客さんとの会話ってあります?
佐藤:あるお客さんがすごい共感してくれたんですよね。「考えていること一緒だね 生活者目線でこういうことがしたい」って。
自社の伝えていることにこんなに共感してくれるんだって思いました。しかもけっこうな上席の方が。
――それおっしゃっていただいたのも、最初の1ヶ月でとったアポイントからですね。
佐藤:そうですね。
お客様から「本当にやってよかった、満足している。消費者視点にメーカーとして気づきがあった。次回も是非やりたい」というかなり熱い声をいただけた
――それから?
佐藤:事例のインプットアウトプットを続けて入社5ヶ月目に、自分でとったお客さんから最初の受注をいただいた。
先輩である奈良さん堀部さんから引き継いだクライアントからのリピート受注はそれまでもいただいていたんですけど、やっぱり自分で開拓したお客さんから受注は大きかった。
――どうでした?帰り道とか何思いながら帰りました?
佐藤:3ヶ月目からはちょっとあせりもあったので、正直なところけっこう時間かかったなと思いながら帰りました。ほっとしたのもありますが、もっと頑張んないとなって気合い入れなおしました。
そうしてたら5-6ヶ月目に一気にお客様から受注をいただいて、初年度の目標を達成できました。
――導入までのリードタイム2-3ヶ月ありますものね。それぞれのお客様にレポートまでご提供して、どうでした?
佐藤:お客様から「本当にやってよかった、満足している。写真のクオリティーや生の声、消費者視点にメーカーとして気づきがあった。次回も是非やりたい」というかなり熱い声をいただけたのが手応えになっています。
――あれ熱い声でしたね。自分もうれしかったです。
サービスや商材に対して、もっともっと自分の考えをこめられるようになっていきたい
――じゃあ、ここまでの手応えを基に、この後どんなことに取り組んでいきたいか、聞いてもいいですか?
佐藤:会社と個人とそれぞれでいいですか?
――もちろん。
佐藤:会社としては、上場を目指すというマイルストーンはありますが、ヴァズの「目的」そのものではないので、「なぜこれに取り組むべきなのか」をクライアントにしっかり伝えていきたい。
ガンガンいくというよりは、時代が追いついてくるはずなので、丁寧に種まきしていきたい。半歩先をいっているサービスなので、きちっと伝えていくことが大事だと思います。
まだそこまでは出来ていないですけど、この先はサービスや商材に対して、もっともっと自分の考えをこめられるようになっていきたいです。
個人としては、移住して移住先から働きたい。日本の島ならどこでもいいです。
――このインタビュー、みんなひとつはよくわかんないことを言ってくる気がする。
佐藤:あとは減量中です。入社してからライフワークバランス整えられたのもあって、7kg落とせたので、あと5kgは落としたいです。
ダイエットっていうよりは、仕事のパフォーマンスを上げたいんです。身体も気持ちも。
成果残さなきゃという気持ちが強くあります。
(写真:未来の方向を向いた佐藤さん)
元々志したキャリアは数字が主になりすぎて、一生の仕事にするイメージが持てなくなって、食の道にシフトした
――ここからは、ヴァズに入社するまでのことを聞きたいんですが、ヴァズで何社目でしたっけ?
佐藤:5社目です。食品問屋8年、食品メーカー3年、飲食店向けIT3年、広告代理店3年、そこで声かけてもらって5社目がヴァズです。
――佐藤さん見ていると全ての経験が生きてますよね。最初のキャリア、なんで食品問屋に入ろうと思ったんです?新卒のタイミングですか?
佐藤:はい。もともと食に興味があって。
取扱商品が多いところがいいなと思って新卒での就職先は問屋にしたんです。いろいろな現場を知れるのではという期待があって。
――その考えにたどり着く過程が気になりました。大学の時はどういうことしてたんですか?
佐藤:大学では、商学部です。
元々、商業高校で会計やってたから、税理士とか、会計を勉強できるということで商学部にいきました。高校生でとれる簿記2級まではとったんですけど、もう少しやってみたら会計はあわなかった。
数字が主になりすぎて、一生の仕事にするイメージが持てなかったんです。
高校からやってたので無駄にしたくはなかったけど、やってみたら自分に合わないことに気がついた。
なので、自分が働くイメージを持てた食関連の道にシフトしました。
(写真:難しい顔をする佐藤さん)
料理が好きなんです。両親が忙しくて、自分で作るようになって、高校生の時、友達にふるまった。友達がめっちゃほめてくれて、うれしかった。
――食関連というキャリアの背景で、ご実家が農家ということはお聞きしてましたけど、それも関係あるんです?ご実家は何育ててらっしゃるんでしたっけ?
佐藤:実家はきゅうり、しいたけ、干し柿、で専業農家なのでけっこうでかいです。小屋がいくつもあって。中学校も友達の半分弱くらいは農家のエリア。
でも、それも関係はしてるんですけど、食に興味を持ったきっかけは実は農家だからではないんです。
料理が好きなんです。
両親が忙しくて、自分で作るようになって、高校生の時、友達にふるまった、キムチ炒飯作ってあげたら、友達がめっちゃほめてくれて、うれしかった。
――あ、それ入社歓迎会のときにおっしゃってましたね。
佐藤:はい。高校を卒業する時、大学行くか、料理の専門いくか悩んだくらい。
それから、大学の頃に2年くらいイタリアンのホールをやってたんです。料理をサーブしてよろこんでもらえるのが好きで、飲食店っていいなと思って。
大学の卒論は、飲食店の経営について書きました。ほんの初歩的な、大学生の自分に調べられる範囲ですけど。その頃はちょっと自分で店持ちたいって気持ちもありました。
自分から主体的に行動することが歓迎されて、それを応援、協力、教育する体制が整っている
――ここからはヴァズに入社してみてですが、この後はいってくるメンバーにチームのカルチャーとしておすすめできるところはありますか?
佐藤:大好きな料理や食品に関われる。自分から主体的に行動することが歓迎されて、それを応援、協力、教育する体制が整っている。
経験や失敗を振り返り、改善、アクションしていくことで、個人だけではなくチームとしてレベルアップしていく文化がある。といったところですかね。
――めちゃいいじゃないですか。
佐藤:めちゃいいですよ(笑)
――では、逆に今の課題を挙げるとしたらどういったところです?
佐藤:サービスは独自性を持っていて優位性もあると思うのですが、なんせ新しいことですし、メーカー様に導入してもらうためには時間がかかる。
――佐藤さんも初受注までには、想定よりかかったと言ってましたものね。
佐藤:はい。
――じゃあ、これは最後にとても大事なところですが、この後はいってくるメンバーは、佐藤さんより食関連やセールスでのキャリア自体は短かい人もいるかもしれませんが、どんな素質を持った人にはいってきてほしいですか?
佐藤:まずはやっぱり料理、食が好きというところは重要だと思います。特にセールスの場合、料理や食にまつわるストーリーが2つ3つ話せると、説得力が全然違うと思うので。僕自身そこは実感しています。
あとは・・・なんだろうなぁ。
指示を待ってしまう人はやっぱり大変だと思います。んー、、なんといえばいいんだろう指示待ち人間に成長なし。やっぱり自分から動く方が楽しいじゃないですか。
いまヴァズにそういう人がいないからかもしれないです。アルバイトさんもいろいろ提案してくれるし。これはカルチャーかもしれないです。
――ありがとうございます。これで、きっとみんな参考にしてくれるはず。
佐藤:はい、あ、次の打ち合わせいかなきゃですね。いってきます!
入社して一番日が浅い佐藤さんだけれども、お茶目で粘り強いキャラでみんなに愛されている。
事例セミナー等で、佐藤さんが手がけた事例をご紹介する日もそんなに遠くないのではという気がしています。
(写真:妻と子の自慢をする佐藤さん)
ヴァズでは、そんな佐藤さんの後に続いてくれる仲間を募集しています!