事業開発マネージャーの阿部です。
今度は、今季入社のマリさんにインタビューしてみました。
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阿部:こないだのシマのインタビュー読んだ?
マリ:はい。
阿部:同じ職種だけど、人によって個性でた方が仕事も記事も面白いから。よろしくね。
マリ:なにがですか(笑)
失敗はいつもしてるんですけど。月並みですけどちょっとはこの仕事に慣れてきた。
阿部:じゃあさっそくだけど。今の仕事内容教えて。
マリ:事業開発チームに所属しています。クライアントさんの困りごとや要望に沿って提案を作って提案してる。
阿部:クライアントさんの困りごとって?
マリ:多くは、雑誌やCMはみなやってきていてノウハウも知見もある。でも「ソーシャル」領域はどう進めていけばよいか悩んでいるクライアントさんが多い気がする。クライアントさん側もわかってない感じがします。
阿部:入社して8ヶ月たってみてどう? 読んでる人のために言っておくと、B2B営業もネット業界も完全に未経験ではいってきたのが今年の2月だよね。
マリ:はい。どうなんでしょ?どうかなぁ(笑)
失敗はいつもしてるんですけど、月並みですけどちょっとはこの仕事に慣れてきたかもしれない。
阿部:最初の頃はさすがにけっこうきつそうだったよね。
マリ:一日のうちパソコンやスマホ見てる時間がこんなにある日々は過ごしたことなかったので、とにかく目が疲れたです。
[写真:ちょうど目が疲れてそうな写真が撮れた]
はいるきっかけは、ずっと飲食店経営だったけど、子供が小さかったので昼の仕事にしたいなと思って。
阿部:じゃあヴァズにはいることになったきっかけを教えてください。
マリ:ずっと飲食店経営だったけど、子供が小さかったので昼の仕事にしたいなと思って。
飲食に関わる仕事か、人に関わる仕事がしたかった。
受けたところでいうと婚活系の大手の会社。・・私がするんじゃないですよ?
阿部:わかってるよ笑
マリ:あと外食系のインターネットサービスもうけました。
進んだ会社もあったのだけど、労働環境とかちょっとあわなそうなところがあったのでやめました。自分はタフだと思うし好きなのでハードに働くこと自体は全然いいんだけど、時間がコントロールできないと転職の意味がなくなっちゃう。
ソムリエ時代にあるワインインポーターさんに叱られて。一瞬むかついたけど、その後は困ったらその人に相談しようという気持ちになった。だから自分が仕事をかえようと思った時、やるならああいう仕事がしたい、って。
阿部:色々な仕事がある中で営業系の仕事をしたいとおもった理由って何だったの?
マリ:飲食の時に関わってた担当者との関係とか、その人たちの仕事ぶりとかをみていて、素敵だなぁと思ったのが大きいです。媒体さんとかもありましたが、ワインのインポーターさんが一番印象に残ってる。
お店長くやってたので、結構その人たちとの関係もできていたというのもあると思うけど、自分の仕事をしていくうえでもすごい勉強になった出来事があった。
例えば、お店で方向性をかえるときに、ワインの方向性も変えることになり、インポーターさんに相談した。
インポーターさんはみんな儲かるから「わーいわーい」みたいに大喜びだったんですけど、ある人に「ちゃんと考えました?」と軽く説教された。すごい衝撃をうけて、「怒られた」と思って笑
阿部:けっこう勇気ある行動だよね。
マリ:そう、実際自分も正直一瞬むかついたけど、自分でもいろいろその方向性のお店にいったり、本を読んだりして深く知るきっかけになった。あの件がなかったら、言ってくれなかったら、自分も浅い考え方のままだった。
それをちゃんと言ってくれたから、そのあと困ったらその人に相談しようという気持ちになった。
だから自分が仕事をかえようと思った時、やるならああいう仕事がしたい、って。
[写真:よい笑顔。]
阿部:すごいいい原体験だね。そういうふうに仕事したいけど、やっぱり簡単じゃないよね・・。
27歳くらいからお店を任されるようになって、大変なことは増えたけど、飲食が天職だと思ったので別の仕事は考えなかった。
阿部:お店の仕事やってても関係構築できる相手とそうでない相手がいたと思うけど、大変だったのは?
マリ:やっぱり管理する人数が多かったので、人間関係が大変だった。気持ちの膿となってる部分を引き出さなきゃいけないので、それは自分もダメージうける。人をひきたたせるためには、人の傷ついている部分とか、疲れちゃっている部分とかを聞いてあげて解決してあげないといけないから。
阿部:ヴァズではそのへんどう?
マリ:まとめる立場ではないのでそのへんはすごい気楽にやらせてもらってます笑
阿部:いやいや、だんだん責任大きくなるはずだから笑 ところで最初に飲食の仕事やったきっかけってなんなの?
マリ:専門学校卒業して、ジュエリーの販売をやって、23歳くらいで飲食に。販売がつまらなかったから・・・。
阿部:そういえば専門の話聞いたことないな。何系だったん?
マリ:高校卒業して東京に出てきて、服飾の専門学校にいきました。
学校ではアクセサリー系のコース。もはやなんでとか動機はわからないのだけど。ほかにやりたいことがなかった。
阿部:飲食にいってからは?
マリ:もうこれが天職だと思ってたので、一度も曇らなかったです。27歳くらいからはお店を任されるようになって、大変なことは増えたけど、別の仕事は考えなかった。
阿部:最後には激戦地吉祥寺で複数の人気店経営してたんだものね。相当なことだと思うよそれ。
いま関わっているクライアントさんと一緒に仕事を作り上げるというのを重ねていって。たくさん「佐々木さんだから」と相談をもらえるようになりたい。
阿部:飲食が天職と思っていたところと、ヴァズの仕事しているのはどう位置づけしてるの?
マリ:子供育ててるあいだは別の世界で勉強する貴重な機会と思ってて、それはそれですごくワクワクしてます。
子供が独立したら、私と話すのを目的にお客さんが来てくれるようなワインバー出すのが野望です。ワインバーなら、そうそう失敗しない自信がある。
阿部:その異文化というか異業種の仕事であるヴァズでこの先なにをしたいとかってある?
マリ:まずはいま関わっているクライアントさんと一緒に仕事を作り上げるというのを重ねていって。たくさん「佐々木さんだから」と相談をもらえるようになりたい。
やっぱりそれは出発点だから。
阿部:もう少し相談もらえるようになってきてるよね?
マリ:ありがたいことに少しは笑
[写真:デジタルの施策とリアルのイベントを組み合わせた企画を提案し、実際にイベント進行中のマリさん。]
チームでいちばんいい結果を出すためには、チームへの愛着が大事だと思ってます。
阿部:どういう人にはいってきてほしいとかある?
マリ:会社に対して、ちゃんと愛着を持てる人がいいなと思います。それがないと一緒に働いてて難しくなると思うので。目標があるとしてもベースに愛着がある人の方が働きやすいと思います。
阿部:真理さん自身がそういうふうに思うようになったきっかけってあるの?
マリ:それは前の仕事から心がけていて、やっぱりチームでいちばんいい結果を出すためには、チームへの愛着が大事だと思ってます。
阿部:職場としてみた時のいいところ悪いところは?
マリ:家から会社に近い。
阿部:ちょ。チームへの愛着どこいった笑
マリ:いっぱいあります。社員、スタッフさんがみな話しやすい。お昼ご飯をみんなで食べられるところもすごい好きです。
阿部:ありがとう笑 したら悪いところで気になるところある? こういうのは率直に言ってもらった方がいいので。
マリ:うーん、、。うーん、、。これが悪いというところは本当にないです。自分次第じゃないですか? 自分が遅かったから家でもやるはめになったとか、それくらいですけどそれは自分で何とかできるものだし。
これを明日の作業にいれると明日の作業が膨らんじゃうなとか、一人でできそうなことがあれば少し家で進めるとか工夫をして定時に帰れるようにしてる。
阿部:マリさんの場合、お子さんがいるので余計に聞いておきたいんだけど、ライフワークバランス的なところはどう?
マリ:ちゃんと毎日決まった時間に帰って子供とご飯を食べられてるし、土日もきちんと休めてるので、なんとかやれてると思います。
最初はデスクワークはじめてだったから、帰るタイミングがよくわからなかった。シマさんから「遅くとも19時には帰れるように段取りしよう」とアドバイスもらって、いまはその通りにしている。
これを明日の作業にいれると明日の作業が膨らんじゃうなとか、一人でできそうなことがあれば少し家で進めるなどの工夫をしている。
母も働いてたんだけど、子供が原因で休まないといけない時があって、けっこう辛かったらしい。ヴァズでは都合で休むことをためらう必要がないのですごく助かる。
阿部:ありがとう。このへんは効率を考えると悩ましいんだけど、ひとり休むと仕事がすべてストップするという状態は会社としてはよくないので、なるべくひとつの案件を主担当と副担当でみるようにしようと思ってる。
マリ:まずはきちんとお客さんの信頼を築き、自分に求められる水準で対価を得られるよう頑張ります。
阿部:そうだね。楽しみにしてます。今週末イベント運営1件と、あと月曜日にプレゼンあると思うけど、頑張ってね。
マリ:プレゼンめちゃ緊張してます。
———————————————インタビュー終り——————————————-
マリさんを一言でいうと人としての信頼感だと思う
長く接客とサービスのプロとして信頼を集めてきた人だから、やっぱり対人関係の構築にその厚みを感じるし、複数店舗の経営側にいたということもあり、組織を経営側から見てくれる。
営業もネット業界も未経験でヴァズに入ってきたけれど、あっという間に欠かせない人になった。
少しそそっかしいので財布落としたり提案書やメールに誤字があったりするのだけが心配です。そこは信頼感でるように頑張ってほしい。