いつもお世話になっております。
SnapDish事業開発の阿部です。
本日は、
技術がどのように生活者の料理体験を変えていくか、
なかでも特に「モノ」から「体験」
その観点でご紹介できればと。
Pelotonという米国のサービスをご存知でしょうか?
「モノ」でいうと、
オンラインでエクササイズを受講できるサービスとセットにするこ
驚異的な売り上げをあげています。
米Pelotonで学ぶ「SaaS Plus a Box」
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00006/ 020400005/ Appleを超えるブランド Peloton
http://bit.ly/2EUQl8x
カリスマインストラクターによるLIVEのクラスや、
アーカイブビデオでのクラスに参加して、
他の参加者とリアルタイムで順位を競い合ったり、
自分の現在の負荷(回転数やペダルの重さ)
ということができるそうです。
・忙しくて移動する時間がない
・独りでやるのはつまらない
・ジムにいくのは高い
といった課題を解決し、娯楽性のある体験として
フィットネスに取り組むことができるのがポイントだと思います。
NPS(※1)のスコアとして驚異的な「91」
モノが20-30万円、月額が4000円程度という料金体系で、
売上高は7億ドル(約770億円)に達しているそうです。
さて、Pelotonよりも食品に近いモノ+ サービスの事例としては、
今年の前半、 一気に複数のコーヒー豆の月額サービスが立ち上がりました。
もう豆選びに困らない!迷わない!コーヒー豆の好み診断キット「
ホワイトコーヒー」
https://www.makuake.com/project/white-coffee/ パナソニックがコーヒー? 家電+食材のサブスク化へ試金石
https://trend.nikkeibp.co.jp/atcl/contents/18/00113/00002/ 好みを可視化し、パーソナルなコーヒーを届ける。UCCの「My COFFEE STYLE」が変える”家淹れ”の体験とは
https://exp-d.com/topics/3702/
いずれもスマホアプリと連動しているのが特徴ですね。
実は上記の中の「ホワイトコーヒー」は、
弊社のCTO清田が関わって立ち上げているのですが、
コーヒー豆はリピート率で勝負するビジネスだそうで、
「単に買う」だけでなく、「買って、淹れて、飲んで、共有する」
ところまでサポートすることでリピート率が少しでも上がっていけ
大きな利益になるそうです。
リピーターへの依存度が高く、単価が高い商品では、
こういった手法は主流になっていくのかもしれません。
では、食品・調味料・飲料など低単価・低関与商材では、
どういった流れが起きるのでしょうか?
『AQUA DIGI』前面全部が液晶パネル!
冷蔵庫の未来はどこへ向かうのか?
https://www.excite.co.jp/news/article/Shouhin_49806/
前回のキッチンテックNEWSでは、
他の領域と異なり、個々の食材や調味料そのものが、
しかし、冒頭のPelotonでは、
そこにサービスが接続されることで、
こうしたモニタ付き冷蔵庫のようなデバイスが発端になって、
調理体験が「選んで、買って、作って、食べて、共有する」
充分にありうるのではないかと思っています。
既に、
家庭の冷蔵庫がただの箱でなくなる日も近いのではないでしょうか
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あとがき
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実はSnapDishでも、あるメーカーさんの商品で
NPSスコア90超を叩き出したことがあります。
商品をモノとしてそのままユーザーに届けるのではなく、
使い方や、コラボ食品、
そのメーカーさんとは、体験共有のプラットフォームとして
これから新しい取り組みをはじめるところです。
食や家庭料理の体験が、テクノロジーで激変していく今、
SnapDishは、料理体験共有サービスとして
人の心を動かし、
ご興味ある方はぜひ以下のフォームからお気軽にご相談いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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【キッチンテックNEWS by SnapDish】とは?
家庭料理とテクノロジーとコミュニケーションをつなぐ観点から、
SnapDish料理カメラの運営チームが、
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